通訳ガイド

通訳案内士の対策講座や予備校に行く意義【塾や学校など】

通訳案内士の対策講座や予備校、または学校に行くべきか迷っています。

受験するなら、やっぱり塾などの予備校には行った方が良いですか?

通訳案内士の予備校や学校など地元にない場合は、何か方法がありますか?

そんな風に悩んでいませんか?

通訳案内士の勉強法に迷い対策講座に参加した、わたくしがお答えします。

現在は合格し、いちおう全国通訳案内士です。

通訳案内士の対策講座や予備校または学校の意義

対策講座や予備校で得られるもの

結論からお伝えすると、通訳案内士の対策講座に行くと得るものはあります。

様々な人達と関わることで、良い影響を受けられる可能性があるからです。

自分については対策講座が無ければ、全国通訳案内士にはならなかったかも知れません。

わたしが予備校を探し始めた頃、通訳案内士は今よりは珍しい職業でした。

どうやら、よくある語学検定(英検やTOEIC)とは違う特質があることは分かったのですが、得られる情報が少なく独学を迷っていた時です。

地元の大学で地域通訳案内士の対策講座(出題傾向の説明会)が開かれるというので、試験について知りたくて参加しました。

そこで感じたのは、地理や歴史はともかく英語は対策自体を詳しく対策する必要があるということです。

折よく、別の学校の無料説明会もあるということで、そちらにも参加しました。

まとまった金額の受講費は必要でしたが、授業の概要や先生の講話に納得できたので入学を決めました。

対策講座には下記の意義がありました

  • ほかの受験生の様子や雰囲気を知ることができた
  • 試験を知り尽くしたプロの適切な指導を受けられた
  • 自分ひとりでは気づけない新たな発見があった
  • クラスメイトと肩を並べて大勢で問題を解くことに慣れた
  • 対策講座の受講環境がテスト本番のリハーサルになった

受講には平日の夜や休日を費やし、やや忙しく感じたこともありました。

ですが、定期的に授業でペースを保てば勉強を習慣化できます。

自分ひとりだと何かと理由をつけて休みがちなところ、クラスではテストや課題を課して頂け、それに応えるため努力もし易かったです。

受験を決意した時、わたしは34歳でした。

当初は、大学生や20代に交じって一人ぽつんと受験する自分の姿を想像していました。

もう自分は若くないと思い、通訳案内士の受験に気が引けていたからです。

ところが、説明会や予備校に行ってみると、自分の親世代かそれ以上に見える方々まで幅広く参加しておられ、むしろ自分が若輩者に感じられたほどでした。

年齢を経てなお新しいことに挑戦される姿勢に感動し、決意が新たになりました。

教室では、長年受験の応援に従事してこられた先生のもと、一次試験対策に注力しました。

大学生を始めとする主婦や社会人、中高年のクラスメイトが教室で一斉に模擬テストを解く様子は、図らずもテスト本番の環境とそっくりです。

受験当日も、人の気配に怯まず集中でき、対策講座の賜物だと思いました。

対策講座で急変した運命

通訳案内士の対策講座で、わたしが得た一番の収穫は、先生のひと言による進路変更でした。

そもそも、わたしが予備校を探していた目的は、地域通訳案内士を受験するためです。

30代から突如としてやり直した英語でしたから、自分のような者に全国通訳案内士を受験できる能力は無いと考えていました。

ですが、よく調べてみると、英語科目は(わたしが受験した地域では)地域通訳案内士も、全国通訳案内士も共通の試験問題(合格点も同じ)でした。

地理や歴史と一般常識の対策も大変なのでは?という考えは、頭を一瞬よぎりました。

しかしながら自分に関しては、もともと無知で頭が悪く、勉強する手間暇は地域も全国も結局のところ同じでした。

出願日が近づいたある日のことです。

先生が親切にも、通訳案内士の願書を持ってこられました。

クラスメイトの大半は地域通訳案内士を志願しており、わたしも同じ気持ちでした。

にもかかわらず、積極的な先生は、全国通訳案内士の願書をたくさん用意しておられました。

予備校プロとしての威厳がありつつ、とても明るく気さくな先生で、願書を振りかざしながら「この中で、国家試験を受ける人~」と呼びかけられました。

地域通訳案内士が目標だったので、クラスの反応は今一つです。

それに対し、やや不満そうな先生は、受験を再度クラスに促しました。

わたしはと言えば、「全国通訳案内士なんて絶対に無理。受験はしない」と思った瞬間に、どういうわけか「は~い」と元気に挙手していました。

魔が差したとしか言いようがないですが、それが運のつきでした。

「最後は図々しい人が生き残るんだよ。みんな図々しくなりなさい」といった先生の名言があり、わたしは図々しくも国家試験に挑戦することにしました。

その時、試験本番まで半年も無かったです。

その年はさすがに一次試験突破とはいかなかったものの、英語を除く科目には全て合格しました。

そして予備校通いは一回目の受験に失敗したのを機にやめ、独学に切り替えました。(先生や学校に不満があった訳ではなく懐事情のためです)

後に合格し、今はいちおう全国通訳案内士です。

もしも対策講座に通わなければ、今も全国通訳案内士ではなかったかも知れません。

あの時、「図々しくチャレンジすることの大切さ」を教えて下さった先生に、とても感謝しています。

初めての受験時は、試験の帰路クラスメイトや先生と和やかに過ごさせて頂き、それも温かな思い出です。

通訳案内士の対策講座で運命が急変した者もいた、ということで参考になればと思います。

塾や予備校のデメリット

学校や塾といった予備校のデメリットと言えば、授業料の支払いでしょうか。

予備校に通えば往復にも時間と労力を費やし、ランチ休憩などあれば食費もかかります。

受講には10万円ほど費やしました。(英語を中心に邦語科目も少し。全科目の予備校としては低めの価格です)

わたしは、勉強方法を間違えて遠回りするのを避けたくて受講しました。

事情や考え方は人それぞれです。

様々に検討した結果、塾や予備校といった学校に通えない際は、独学で挑戦する手もあります。

近年はインターネットで情報を手に入れやすく、工夫次第で独学合格は可能です。

とは言え、できる範囲の出費で解決できることがあれば、それは安い買い物だと思います。

通訳案内士の塾や予備校など学校選びに迷ったら

無料の情報も利用する

通訳案内士の塾や予備校など学校を探す際、わたしは授業料がとても心配でした。

自分にとって難しい試験に挑戦するということで、受かる確証もないのに大金を費やすのが怖かったからです。

そんなわけで、わたしは予備校や先生の雰囲気を知るため、まずは無料の説明会に参加しました。

受験者によっては、居住地に塾や予備校などない人もいるかと思います。

そういった場合、無料で請求できる資料など活用してはいかがでしょうか。

オンラインで受けられるプログラムであったり、一日だけの受講であったり、通学なしでも参加しやすい塾・予備校など探す道はあるはずです。

できる範囲の金額で受けられる学校の単発授業など、見つかるかも知れません。

試験の出題傾向や状況は年ごとに変化しています。

最新の情報収集を怠らないことも、合格への近道です。

予備校や対策講座などの学校が複数あって迷う時は、無料でできること(資料請求や説明会・体験授業)を試してみてください。

体験授業など無料のものに参加し、納得いかなかれば利用しないということで、独学の方法を探るのも良いです。

独学の勉強法を探る

個人的な見解としては、無料説明会で何か有益な情報を得ることができたら、それに従って独学も全然ありです。

わたしは、無料説明のみでは対策が不安だったため、一期だけ受講する勉強法にしました。

そこで自分なりに独学の方向性が見え、懐事情もあり途中から一人受験に切り替えた次第です。

また、二次試験のレクチャーは受けていませんが、それでも合格しました。

対策学校に通わなければ合格しないとは言い切れないですし、いずれにしても自分が納得する方法で取り組んだ結果であれば、万が一不合格になっても悔いは残らないと考えます。

受験が長引いて苦しくなったら、必要に応じて塾や予備校など再び検討する手もありです。

自分に適した方法で対策

通訳案内士の受験対策において、「これが必ず正しい」という一つの正解はないと思いますが、適切な努力というのは確かに存在します。

たとえば、通訳案内士の受験者は大海原に投げ出された小舟のようなものです。

陸に着きたくても、闇雲に船を漕ぐだけではダメな場合があります。

誤った方向に舵を切ると、一生かかっても陸には着かないからです。

同じ力を振り絞って船を漕ぐのでも、正しい方向に漕げる人が生き残る確率は高まります。

受験対策でも、同じことは起こり得ます。

完全に独学で勉強するのか、一部だけ独学にするのか、全ての科目で塾や対策講座や予備校などの学校を利用するかは人それぞれです。

わたしは二次面接は独学でしたが、人によっては面接の対策講座に通いたいかもしれません。(模擬面接を受講できる学校もあります)

自分にとって最適な方向で対策し、合格切符を手に入れられると良いですね。

ということで、まとめです。

対策講座・予備校などの意義
  1. 受験のプロから適切な指導を受けられる
  2. 対策が分からず時間を失うリスクを防げる
  3. 的はずれの勉強方法を避けやすくなる
  4. 教室受講は試験本番のリハーサルになる
  5. 通訳ガイドで回収&利益を生む出費になり得る

活用できるものは上手に取り入れて、目標に近づいてください。

わたしも引き続き、邁進します。