公共交通を使って、島根県の松江市と鳥取県の境港市に行って来ました。
今日9月6日は旅行2日めです。アクセスは松江市から境港市まで便利な直行バスでした。
1日めの情報はこちら。
撮影したスマートフォンが壊れ、写真なしで失礼します。旅行日記というより、自分の目で見て来た観光地の様子(お手洗い・駐車場・効率的な順路など)を主にお伝えしています。
【8:30】松江城
駐車場とコインロッカー
ホテルのフロントに荷物を預け松江城へ。今回は正門から入るルートを取ります。
松江城駐車場 | 自家用車と観光バスが入れる広い駐車場(有料)あり |
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そばにある建物 | 掘割めぐり船の受付&乗り場 同じ建物に外付けのトイレあり |
建物のよこのバス停 | レイクラインバス「大手前堀川遊覧船乗場・歴史館前」 |
バス停よこの設備 | 自動販売機&小さなベンチ |
コインロッカー | 堀川めぐり受付の建物内にあり(有料) |
松江城の手荷物預かり所 | ぶらっと松江観光案内所にて一時預かり(無料) |
また、土日祝日に松江城付近を観光される場合、島根県庁、松江市役所等公共施設の駐車場をおもてなし駐車場として無料開放されているそうです
(2019年9月現在の情報です)
城まで隣接駐車場より若干遠いですが、少しなら歩いても大丈夫の方にはおすすめです。
わたしが見たところでは島根県庁はお城に近かったです。もしも自家用車で行くなら土日祝日は「おもてなし駐車場」に停めたいです。
天守閣までの経路
駐車場から大きな銅像(堀尾吉晴公)が見えるのですが、そこが松江城への経路です。
像を通り過ぎるとすぐに建物が二つ見えます。1つは「ぶらっと松江観光案内所」です。その隣には別の建物があり、飲み物などを販売しています。
城入り口目印 | 堀尾吉晴公像(十手を掲げている武将の像があります) |
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天守閣まで所要時間 | のぼり階段5分以上 |
トイレ① | 吉晴公の像を後にしてすぐ、ぶらっと松江観光案内所よこ側(外付け) |
トイレ② | 松江神社と興雲閣の手前 入場門に至る階段に向かって左がわ |
トイレ③(番外編) | 興雲閣の中にも、ありました(他の混雑時に便利かも) |
堀尾吉晴公像を背にして、階段を道なりに上っていきます。
天守閣(本丸)まで5分以上歩きます。ずっと上り階段です。入場門に至る途上にはお手洗いが主に2か所あります。(①階段を上り始める前 ②階段から入場門の途中)
あと、途中にある洋館(興雲閣)の中にもあります。
お手洗いは新しくて、使いやすいです。しっかりと洋式に整備されていました。ここを過ぎると天守閣にお手洗いはないので要注意です。
入場門(チケット売り場)を通った後、天守閣にトイレはありません。
入場前の見どころ
料金を払ってお城の天守閣エリアに入るまでに、無料で見られるところが2か所あります。
興雲閣 | 入場無料:カフェ、トイレあり(お手洗い使いやすい) |
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松江神社 | 御朱印、ハート形の絵馬あり |
所要時間めやす | 両方合わせて30分以上 |
入場門に向かう途中の左手になります。最後のお手洗いも同じエリアです。
興雲閣は明治時代の洋風建築で、もともと明治天皇の行在所として建てられたそうです。結局巡行はなかったため、迎賓館や工芸品陳列所として使用されたとのことでした。
天守閣
本丸に入るところに入場門があり、そこで料金を支払うようになっています。天守閣を間近で見たい場合は、外観のみでも有料エリアに入ることになります。
入場門 | 門を入ってすぐ入場券売り場あり。お得なセット券も各種あり。 |
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お手洗い | 本丸・天守閣にはなし(チケット売り場より後) |
エレベーター | なし 木製の階段のみ |
カフェ・喫茶 | 本丸・天守閣エリアにはなし(ぶらっと松江観光案内所エリアにあり) |
城の建物では靴を脱ぐようになっています。玄関に係員がいてビニール袋を手渡してくれます。脱いだ靴を袋に入れて、持ち歩きながら見学します。
天守閣内の階段はとても急です。現代風の見学用階段ではなく、お城の櫓によくある旧式の階段です。
だけど最上階の展望室からは宍道湖が見えます。島根県立美術館も見えました。嫁ヶ島も見えますよ。
小泉八雲記念館&旧居へ
松江城の後に小泉八雲記念館と旧居に行くため、本丸を横切るルートにしました。
1.天守閣に向かって左に立て札と舗道があり、指示通りまっすぐ進めば木製の出入口があります。その道が八雲記念館に通じる裏道です。
2.ちょっとした山道といった感じで少し不安になります。が、道なりに進めばお城の裏手に出ます。ずっと進んで階段を下り切った池のところで道が左右に通じています。
3.池を通り過ぎた後で、迷った時は左方向へ進んでください。
【10:00~10:15】喫茶:ヘルンの小径
小腹も満たす「ぼてぼて茶」
松江城から八雲記念館への途中で、かわいい和カフェを見つけました。
看板には「ヘルンの小径」と記されていました。
メニューに「ぼてぼて茶」があったので、少しだけ休憩することに。供されたのは、泡立ったお茶と小皿に一口ほどのお漬物、おこわ、黒豆が盛り付けられた可愛らしいセットでした。
ひと口めはお茶を普通に飲んで、あとは小皿のものをお茶に入れて下さいと言われました。
忙しい下見観光の合間、小腹を満たすのにちょうど良かったです。
【10:20】小泉八雲記念館
ヘルンの小径からさらに進み、お堀にかかる橋を渡ります。お堀に沿って右へ進むと横断歩道の向こうが八雲記念館です。9月6日に訪れ、百日紅が見事に咲いていました。
駐車場 | なし (市営松江城大手前P最大料金800円サービスあり) |
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注意事項 | 館内撮影禁止 |
エレベーター | あり |
トイレ | 展示室内にあり 新しくて使いやすい |
所要時間(めやす) | 展示説明をじっくり読む場合、1時間以上 |
駐車場は入館料を払って松江城大手前Pの駐車券を見せれば、最大料金800円で打ち止めになるよう処理してもらえます。(2019年9月現在)
小さな記念館ながら展示はとても充実しているので、ゆっくり見たい場合は少なくとも1時間みておいた方が良いです。
トイレ・空調ともに快適で暑い日や寒い日の観光でも大丈夫です。
八雲さんの曾孫さんが館長(学芸員)をされていました。訪問当日もすごい熱量で展示案内をされる姿をお見かけしました。ガイドツアーの予約受入をされるか定かではありませんが、問い合わせてみる価値ありです。
【11:10】小泉八雲旧居
記念館向かって右側に進むと旧居もあります。3部屋ほどの可愛らしい和風家屋です。こちらの坪庭にも百日紅が可憐に咲いていました。小泉八雲の執筆机など置いてあり往時の面影が偲ばれます。
予定通りに見終わりホテルで荷物を受け取った後は、シャトルバスで由志園(ゆうしえん)と境港を目指します。
【11:55~12:30】直行バス乗車(松江城~由志園)
わたしが利用した松江境港シャトルバスの時刻は下記のとおりです。
松江城 | JR松江駅 | 由志園 | 境港 |
11:55 | 12:05 | 12:30 | 12:46 |
14:10 | 14:20 | 14:25 | 15:01 |
どちらのバス停も観光施設から近くアクセスしやすかったです。バスカードも使えました。
高速バス車両で、トランクルームもありました。それほど混雑していなかったので、わたしは中型のキャリーケースを持ったまま乗車しました。
日本庭園 由志園(ゆうしえん)は、大根島(だいこんじま)という中海に浮かぶ島にあります。往路のバスの車窓からは、宍道湖とともにラムサール条約に登録されているという「中海(なかうみ)」がとてもきれいに見えました。
中海(なかうみ)本当にすばらしかったです♡
島の名産品が牡丹と高麗人参ということで、由志園でも牡丹と人参が大きく取り扱われていました。(めずらしい高麗人参商品をついお土産に買ってしまった...)
【12:32】由志園(ゆうしえん)
駐車場とコインロッカー
観光バスも入れる広い駐車場です。車道から見えるように「由志園」という大きな看板を立ててあります。すぐそばに植物の苗などを販売している大きな建物があります。
コインロッカーは由志園にはありません。入場窓口でお願いすれば無料で預かってもらえます。
わしたは中型のキャリーバッグを預けました。荷物と引き換えに番号がついた札を手渡されます。帰りは番号札と引き換えで荷物を受け取る仕組みです。
チケット窓口の近くにはお土産店やトイレがあります。
お庭の所要時間
また、庭を見終わった後に高麗人参の展示室があり、それにハマると時間が必要になります。展示自体は小規模ですが興味を持って見ると面白いです。
由志園内の順路:ひとまわりして元の場所へ戻る配置
①エントランス(土産・トイレ)→②庭園の順路(途中に土産・トイレ・花が見られる牡丹館)→③高麗人参展示・休憩&喫茶室→④エントランス(土産・トイレ)
エントランスの土産店では鳥取の特産品(飲み物、お漬物、水産加工品など)や銘菓も取り扱っています。和雑貨と合わせて、甘い物、辛いもの両方ありました。
9月6日に訪れ、お花は屋外には咲いていませんでした。この季節の庭では緑を楽しむ、といった感じです。緑のお庭も美しく、見る価値は充分にあります。混雑もなく見られたので、よかったです。※牡丹館の中は花が咲いています。
庭園内には、順路の途中にトイレとお土産店(和風雑貨)があります。
そして順路の途中に牡丹館という小さな建物があり、その中は牡丹が満開でした。
(アイキャッチ画像の牡丹はイメージです。由志園の牡丹ではありません。カメラが壊れてしまって…スミマセン)
食事と喫茶
食事は庭園に入ってすぐ団体用と個人用、それぞれの建物があります。(団体用は木の立て札があり、外からも分かりやすいです)喫茶室は庭園を見終わった後で建物にもどった時、その中にあります。
喫茶室から見えるお庭が素晴らしく、そちらは人参展示と同じ室内に併設されています。そこでお茶するかどうか、中からの景色を見てから決められるので良いです。
高麗人参ソフトクリーム(400円)の他にコーヒーや他の飲物・デザートがありました。
【14:45~15:01】直行バス再び(由志園~境港)
わたしが利用した松江境港シャトルバスの時刻は下記のとおりです。
松江城 | JR松江駅 | 由志園 | 境港 |
11:55 | 12:05 | 12:30 | 12:46 |
14:10 | 14:20 | 14:25 | 15:01 |
次に乗った松江境港シャトルバスは路線バス車両でした。トランクルームはありませんが、適度に空席がありました。バスカードも使えたので、問題なしです。
【15:05】ホテルチェックイン
境港では駅近のホテル「境港 夕凪の湯 御宿 野乃」を予約しました。
① 駅とバス停どちらも徒歩1分以内
② 水木ロードに歩いていける
③ 食事が何だかおいしそう
です。翌朝バスで美保神社&灯台に行くため、このホテルにしました。
天然温泉 境港 夕凪の湯 御宿 野乃(ドーミーインチェーン)
朝から観光地めぐりで疲れていたので、いったん休憩。お部屋の雰囲気も良く、ベッド&寝具もふわふわでした。(客室は畳敷でチェックイン後に靴を脱ぐようになっています)
アメニティ、設備も新しくきれいです。飲み物は緑茶とドリップ式のインスタントコーヒーが置かれていました。冷蔵庫には、よく冷えたペットボトルのお水もサービスで入っていました。
※ただし部屋にはシャワーブースのみでバスタブがありません。
大浴場の温泉に行けば問題ないですが、何かの事情があって個室の浴槽でないと困る人はお気をつけください。ホテルの横(屋外)には、きれいな足湯もありましたよ。
【16:00】水木しげるロード
商店街の大通り沿いに妖怪の像が点々と立っている楽しい通りです。お土産屋さんにハマらなければ、所要時間1時間で見終われます。
平日16時過ぎだと人も少なく、スイスイ歩けました。妖怪の写真をゆっくり撮りたい場合は平日夕方がおすすめかも。(注.土産店は閉まり始めます)
境港には妖怪ポストがあり、そこから出すと妖怪消印で送ってもらえます。水木しげるロードの郵便局でもお願いすれば、妖怪消印で送ってもらえます。
お便りは、書いたものを前もって準備しておくとスムーズです。
場所は境港駅①観光案内所、水木しげるロード②水木しげる記念館と③この他にも数か所あるようなので、探してみてくださいね!
【17:00】ホテルで夕食
水木しげるロードの後は、ホテルに戻り夕食です。忙しくて昼食がとれなかったので、いちばん早い時間帯の17時で予約しました。
ホテル | 境港 夕凪の湯 御宿 野乃(ドーミーインチェーン) |
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夕食ビュッフェ | 17時スタートで後は15分刻みで予約可能 最終20:30 |
宿泊時のメニュー | 握り寿司、ちらし寿司、天ぷら、お刺身、煮物、焼き物、茶わん蒸し、蟹汁ほかたくさん。サラダやデザートや飲み物(アルコール別料金) |
食事時間 | 90分まで (22:00~23:00 無料の夜泣きそば あり) |
女性一人、寂しいことないかなと思っていましたが、平日(金曜日)で時間も早かったせいか大丈夫でした。空席が多く、近くの席には別の女性おひとり様が食事してました。
翌日の朝食ビュッフェも美味しかったです。イカ・イクラ・甘えびなど、自分で作れる海鮮丼があってそれだけでお腹いっぱいな感じでした。つみれのお味噌汁も熱々で美味しかった。御飯は白米と酢飯の2種類ありました。
混雑も全くなく、自分のペースでゆっくり食事でき満足でした。
2日めは以上です。
3日め、美保関~花回廊編につづきます。