英語で日記を書くと効果があると聞くけれど、交換日記の書き方を知りたい。
始めるのは簡単でも、ずっと書き続けられるか心配だから。
続け方と合わせて、できれば参考書や添削の方法も教えてほしい。
そんな風に思っていませんか?
当ブログ運営者は、30代から初心者として英語をやり直しました。
自分なりの工夫で勉強を続けた結果、今は通訳案内士です。
英語の交換日記で効果的な書き方【続けやすい方法とは?】
英語で日記を書くと、勉強に効果的なのでは?と思っていても、書き方に悩みますよね。
わたしも色々と悩んだのですが、最終的に続けやすい方法を見つけました。
そこで、実際におこなった交換日記を例に、勉強法をお伝えします。
英語の交換日記を始めよう
あなたも気がついているように、日記を英語で書くのって、とても効果的な勉強法です。
「英語で文を書くこと」=「英単語や英文法を使うこと」なので...
英会話するために言葉を組み立てる際にも、応用できるやり方ですよね
ということで、英語で日記を書けば、英会話にも少しずつ効果が表れてきます。
ですが、自分一人で日記を続けるのって、色々と難しいです。
語学上達においては、少しでも自分の枠を超えていくことが成功のカギとなりますが、一人で日記を書くと、自分の範囲に留まりやすくなるからです
そこで効果を上げるために、「英語を話す友達と交換日記1年間」を提案します。
友達と勉強して効果アップ
友達と交換日記をおこなう際は、次の準備が必要となります。
- 中3までの英語力
- 英語を話す友達(日本人で良い)
- 大学ノート2冊
- カラーペン1色(好きな色で良い)
- 英語日記の参考書
上記5つについて、少し詳しくお話ししますね。
その1、中3までの英語力
英語で交換日記をするには、大まかに中3レベルまでの英語力が必要です。
ここで言う中3レベルとは文法を意味します。
やり直しの初心者でどんなに苦しくとも、日記を書きたいのであれば、現在形と過去形は使えるようにして下さいね。
単語は知らなくても辞書で調べられるので大丈夫ですよ。
その2、英語を話す友達(日本人で良い)
日記を書くのに必要な中学英語を手に入れたら、次は英語を話す友達を探します。
英語を話す友達が必要なのは、交換日記をするためです。友達は日本人でも構いません。
ノート交換する相手がいると、締め切りを守ったり、相乗効果を出しやすくなるので。
「英語を話す友達」を探すのは、ノート交換だけでなく、英会話パートナーになってもらうためです。
どこにいるんだ?
英語を話す友達は語学の集りにいます
集まりとは?
・英会話サークル
・英会話スクール
・英語同好会
・英語ボランティア... など
交換日記をする友達の選び方は?
「自分と同じくらいの語学力と熱量」または「自分より少し上の語学力と熱量」がある人にお願いをして下さい。理想は「自分より英語力と意識が少しだけ高い学習者」です
自分より語学力が低く、交換日記に対する温度差がある場合、効果は出にくくなります。
その3、交換日記の大学ノート2冊
英語を話す友達が見つかったら、次は交換用のノート2冊を準備します。
ノートを2冊使うのは、1日も休まず英語日記を書き続けるためです。
ノート1冊だけ交換すると、自分の手元にノートが無い時は書かなくて良いことになります。ですが、それでは効果アップから確実に遠ざかります。
ノートは必ず2冊使用して、1年間続けて書けるようにします。
使用するのは、普通の大学ノートで大丈夫です。
その4、カラーペン1色(好きな色で良い)
交換ノートの準備が終わったら、次はカラーペンも準備します。
カラーペンが必要なのは、英文を添削するためです。
添削に使用するペンの色は...
・赤、オレンジ、青など、どんな色でも構いません
・日記と区別しやすいよう鮮やかな色がいいですよ
このペンを用いて、相手の日記に添削だけでなく、コメントを書き込むこともできます。
その5、英語日記の参考書
それから、英語で日記を書く際は、参考書を上手く活用すると安心です。
参考書のとおりに書けば、日付や曜日・天気などの決まった表現が覚えられるからです。
しっかりと型を体得しておけば、後々きっと役立つ日が来ると思います。
わたしが実践をした時は、『新・英語で日記を書いてみる―英語力が確実にUPする』を活用しました。
使える表現、具体的な例文が豊富で、内容も難し過ぎず使いやすかったです。
交換日記を英語で続けて効果を上げる書き方【実践しよう】
英語の交換日記を効果的に続ける方法【やり方解説】
ここからは、英語の日記を楽しく効果的に続ける方法をお伝えしますね。
下記は、わたしが、友達との交換日記で実践したやり方です。
英語で交換日記2冊の使用法
日記用のノートは必ず2冊を使用してくださいね。1日で書く分量は最低2ページです。
余裕があれば、2ページ以上書くと、さらに勉強になることでしょう。
2ページというのは、見開きで両方のページに書くという意味です。
日記を書く際は、本文の行間に必ず余白をあけるよう心がけます。
ノートの行間(余白)の取り方
・本文を書く時は、その上下に1行ずつ余白の行を取ります
・余白を取るのは、添削およびコメントを書き込むためです
コメントは、交換日記に書かれた内容に質問・感想など、何でも大丈夫です。
交換相手と活発なやり取りをすれば、楽しく続けられると思います。
その際は、コメント・添削も全て英語で行うことが最大のポイントですよ。
交換日記は添削も忘れずに!
また、交換日記の添削については、お互いがお互いの先生になります。
自分の英文は友達に添削してもらい、自分は友達の英文を添削する形です。
英語日記をお互いに添削するメリット
①お互いの日記を添削することで文法力が鍛えられる
②自分には無い語彙や表現法を相手の話題から学べる
③交換パートナーの英文を読むことで読解力も高まる
この方法にはデメリットもあります
※より良い添削を求める場合、英語添削サービスなど上手に活用して下さい。
英語のノートを交換する頻度
わたしがノート交換していた時は、週一回は必ず相手と会うようにしました。
ノート交換は週1回が理想的なので、実現するために、次の2つを心がけました。
週一回の交換日記をするために
・曜日と時間を固定で決め、基本的に別の用事を入れずにおく
・やむを得ない事情で会えない時は別日を設けノート交換する
週1回の日記交換が難しくても、2週間以上は間を開けない方が良いですよ。
忙しくて書けずに溜めてしまった時も、1週間なら取り返しがつくので。
始めの方で「1日も休まず書く」と言いましたが、実際は書けない日だってありますよね。
そういった場合、1週間後の締め切りまでに7日分完成していれば大丈夫です。
英語日記の参考書も、最近版で使いやすいものが新たに出版されています。
わたしが何冊か読んだ中では、上記の2冊が特に使いやすく、おすすめです。
交換日記と一緒に英会話もしよう
わたしの場合、英語日記を始めたのは英会話の上達のためでした。
そんな事情から、友達と会ってノートを交換する時は、英会話の時間も設けていました。
日記の交換と一緒に、英会話もすれば更に効果が上がると考えたからです。
英会話の方法は?
・お互いのノート交換後に添削やコメントを読みます
・それを糸口に会話すれば話題に困ることもないです
・相手から新たな知識を学べ結果的に話題も増えます
ということで、ノートを交換するその場で時間を設け、英会話も実践します。
英作文と英会話を同時に行うメリットは下記の通りでした。
- 語彙が増える
- 文法力がつく
- 英作文の抵抗が減る
- 読解力が高まる
- 話題が豊富になる
- 表現の幅が広がる
- 英会話に慣れる
こんな感じで1年間勉強すれば、効果は確実に上がると思いませんか?
今はまだ英語の初心者でも、いつか驚きの展開を迎える日が来るかもしれません。
わたしも今後さらに驚きの展開を迎えられるよう、引き続き新たな試みをしていきます。