「英語を話せるようになりたい」を英語で言ってみたい人いますか?
最近、このフレーズで英訳を探している人が、多い気がしました。
当ブログ「ともみろく」運営者は、30代から国内で英語をやり直しました。
後に国家試験に合格し、今はいちおう通訳案内士です。
「英語を話せるようになりたい」を英語で表現する【例文10パターン】

それでは早速、「英語を話せるようになりたい」を英訳したいあなたに向けて、英語の例文を伝えていきますね。
まず始めは、基本のフレーズからです。
英語を話せるようになりたい
I want to be able to speak English.
この例文は、「英語が話せるようになりたい」を意味する基本の英訳になります。
文章を分かりやすく分解すると、こんな感じです。
・I…私は/私が
・want to…~したい
・be able to…~できる
・speak…話す
・English.…英語
I want to be able to speak English.
意味はこれで通じるので、例文のまま覚えて使って大丈夫だと思います。
ただし、大人の話し手が’want’を使い過ぎると、ネイティブスピーカーには、やや子供っぽく聞こえる場合もあるようです。
それが心配なら、もう少し丁寧な言い方で、次の英訳がおすすめです。
英語を話せるようになりたいです
I would like to be able to speak English.
・この英訳は、先ほどの例文のwant toをwould like toに入れ替えるだけで作れます。
・両方とも意味は同じで、would likeはwantより丁寧な表現です。(日本語の丁寧語に近い言い方)
I want to be able to speak English.
I would like to be able to speak English.
(意味:英語が話せるようになりたい)
ということで、せっかくなので、基本の文を様々に応用してみましょう。
以後の例文でも全てwant toの代わりに、would like toを使うことができますよ。
英語を話せるようになりたいから
Because I want to be able to speak English.
「英語が話せるようになりたいから」を英語でいう場合、becauseが使えます。
ただし、「Because I want to be able to speak English.」と一文で表してよいのは、Whyに対する答えの時だけです。
Whyに対する答え以外の時は?
基本的にbecauseは接続詞なので、文と文をつなぐ決まりになっています。
I am going to study because I want to be able to speak English.
英語を話せるようになりたいから勉強するつもりです。
※be going to…~するつもり(beは、Iの後だとamに変化する)
英語では結論を先に述べるのが基本なので、because~は文の後半に置きました。
どうしても理由を強調したい時は、becauseを初めに持って来ることもできます。
Because I want to be able to speak English, I am going to study.
英語を話せるようになりたいからこそ、勉強するつもりです。
※be going to…~するつもり(beは、Iの後だとamに変化する)
文が長過ぎる場合など、2つに分ける必要が出たら、下記の言い方でも可能です。
例えば...
I am going to learn from foreign teachers. This is because I want to be able to speak English.
外国人の先生達から学ぶつもりです。なぜなら英語を話せるようになりたいから。
と、こんな感じで「英語が話せるようになりたいから」を一文で言う時に、活用できます。
その他、理由を先に述べて結論を後にするなら、That's whyが便利です。
だから英語を話せるようになりたい
That's why I want to be able to speak English.
この例文だと、理由を述べた後で結論を表す文章として、一文で使えますよね。
①I am going to make foreign friends.
②That's why I want to be able to speak English.
①外国人の友達を作るつもりです。
②だから英語を話せるようになりたい。
意味:外国人の友達を作るつもりだから、英語を話せるようになりたい。
上記の例文でいうと、①が理由で②が結論になります。
他には、soも使えますが、soはbecauseと同じく接続詞です。
I am going to make foreign friends, so I want to be able to speak English.
と、二つの文をつないで使う決まりなので、ご注意ください。
他に、次の例文もどうでしょうか。
少しでも英語を話せるようになりたい
I want to be able to speak English as much as possible.
as much asは「できるだけ」「できる限り」「少しでもたくさん」といった意味です。
I want to be able to speak English as much as possible.
英語を少しでも話せるようになりたい。
英訳のポイントは「日本語的な考え方」から「英語的な考え方」への置き換えになります。
すなわち、「言葉のうわべではなく奥底にある意味をいかに表すか?」がコツですね。
英語に訳すと?「英語を話せるようになりたい」の例文はこんな感じ

ここからは、「英語を話せるようになりたい」をさらに応用し、「英語を上手く話せるようになりたい」の例文を見ていきますね。
基本の文に短い単語を付け加えるだけなので、作り方はとても簡単です。
英語を上手く話せるようになりたい
I want to be fluent in English.
I want to be a fluent English speaker.
(私は)英語を上手く話せるようになりたい。
Fluentとは「流暢(りゅうちょう)」「流れるように話す」という意味で、イメージとしては「英語ペラペラ」な感じです。
いきなりfluentの単語を覚えるのは難しい人は...
もっと簡単な言い方で、wellを使う手もあります。
私は英語を上手に話せるようになりたい
I want to be able to speak English well.
「英語を上手に話せるように」と言いたい時は、上記のようにwellでも表せます。
文頭に「私は」を意味する「I」もあるので、そのまま会話で使っても大丈夫です。
また、先にお伝えした通り、別の表し方で下記のように言うこともできましたね。
I want to be fluent in English.
I want to be a fluent English speaker.
私は英語が上手に話せるようになりたい。
直訳すると?
私は英語がペラペラになりたい。
私は英語ペラペラの話し手になりたい。
みたいな感じです。
あるいは、「今より、もっと話せるようになりたい」という願いを込めるなら?
betterやmoreでも英訳できます。
もっと英語を話せるようになりたい
I want to be able to speak English better.
I want to be able to speak more English.
「もっと英語を話せるようになりたい」を英訳したい場合、可能性としては主に3通り考えられます。
- 英語をもっと上手に話せるようになりたい
I want to be able to speak English better.(上手に話す) - 英語をもっとたくさん話せるようになりたい
I want to be able to speak English more.(話せる回数) - 英語をもっとたくさん話せるようになりたい
I want to be able to speak more English.(話せる分量)
上記3つは意味したい内容によって、いずれかを使い分けます。
外国人と英語で話せるようになりたい
I want to be able to speak English with foreign people.
外国人と話せるようになりたい場合はwith foreign peopleで英訳できます。
他「外国人」の言い方で「People from overseas」でも大丈夫です。
I want to be able to speak English with foreign people.
I want to be able to speak English with People from overseas.
外国人と英語で話せるようになりたい。
外国人というと「foreigner」とも訳せますが、当ブログでは、その訳語を積極的におすすめしません。
もう少し柔らかい英訳でforeign peopleとした方が、印象が良くなると思うからです。
いつか英語を話せるようになりたい
I want to be able to speak English someday.
他には、「いつか英語を話せるようになりたい」の英訳も、簡単に作れますよ。
「いつか」は「someday」なので、I want to be able to speak English someday.とすれば大丈夫です。
ここまで全ての例文で、「want to」を「would like to」に置き換え、もっと丁寧にすることもできます。
それぞれの例文に目次からジャンプできるので、必要に応じて見返してください。
上記の英訳が、あなたの英語学習のお役に立てば幸いです。