英語勉強

洋楽で英語を学習して効果を高めるために【注意するとよいポイント】

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洋楽で英語を勉強して、効果を高められたら嬉しいですよね。

わたしも音楽で英語を勉強する方法を追究しています。

 

ともみろく
ともみろく
というわけで今回は、洋楽による効果的な英語の学習法を書きます

 

当ブログ運営者は、音楽が大好きな通訳案内士です。

30代から日本国内で英語をやり直し、後に国家資格を取得しました。

その経験をもとに、誰でも気軽にできる勉強法を発信中です。

洋楽で英語学習して効果を高めるためには【注意するとよいポイント】

洋楽で英語の勉強を効果的にする方法ですが、単に聞くだけでは意味がありません。

そこで、意識してリスニングすれば、効果が高まるポイントを下記に上げます。

発音を注意して聞く

まずは、基礎中の基礎である発音のリスニングからです。

洋楽で英語学習といえば、アルファベットを意識して発音を学べますよね。

そのため歌詞を聞く際は、一つ一つの音を注意深く聞くとよいです。

自分が苦手な発音を意識すると、さらに効果的なリスニングになります。

あるいは、好きでたまらない音でもよいです。

AからZまで各音の特徴に注目し、歌詞の中で聞く練習をします。

そして

・「この発音が自分は苦手」
・「これはぜひ真似したい」

と思える語彙に出会ったら、しつこく発音を真似してください。

ポイントとしては、ひとまず意味は置いておき、英語の響きだけを真似ることです。

発音の練習をする際は、単語ごと真似します。

単語を意識的に学ぶ

歌詞の中で発音を意識したら、次は単語の意味にも注目していきます。

洋楽で英語を勉強する効果として、語彙力の強化も見込めるからです。

好きな歌の中で耳慣れない単語に出会ったら、発音の確認は欠かせません。

必ず歌詞を目で見て確かめ、その言葉の意味まで調べます。

その場合、単語の意味は、文の中でイメージして覚えると効果的です。

一語だけで味気なく覚えるのと違い、前後の歌詞からもイメージが膨らみます。

作品の世界観、全体の文脈に関連し、生きた言葉として意味を体感できるからです。

文法を理解して聞く

歌詞を意識してリスニングすると、文法の理解も効果的にできます。

その際も、時々は文字を目で見て確かめ、一文ごとの文法に注目するのがポイントです。

やり方は、歌を単に聞き流すのではなく、リスニングしながらもセンテンスを意識します。

優先順位として、歌詞を見なくても聞き取れる文から確認すると良いです。

完全に聞き取れない歌でリスニングする時も、歌詞を見て文法を確かめます。

文法を歌で初めて学ぶのではなく、知っている文法を歌詞で確認するのが効果的です。

そうすれば、歌を聞き返す度に文法を思い出し、英語による表現の理解が深まります。

なおかつ、文法を応用する時の感覚を体得するのに有効です。

構文にも気をつける

また洋楽で英語を学習する際は、歌詞の中にある構文にも気をつけます。

構文も文法と同じく、歌の中で初めて学ぶのは、あまりおすすめできません。

元から知っている構文を見つけ、再確認しながら勉強した方が効果的です。

構文とは、一言でいうと英語の型のことで、文を作るための骨組みを意味します。

いわゆる、「SVOC」のような文型のことですね。

しかしながら、歌詞をリスニングする際は、そこまで論理的に考える必要はありません。

なんとなく語順を意識しつつ、感覚的に文を理解できれば大丈夫です。

その上で、どうしても分からない構文に出会ったら、理論で説明できるよう考えます。

  1. 歌詞を聞く
  2. 疑問を持つ
  3. 疑問点を調べる
  4. 問題を解決する

の手順を踏むことで、脳に少しずつ負荷をかけられるからです。

そして最終的には、解決した時のひらめきと共に、定着度が増していきます。

イディオムに気づく

英語を洋楽で勉強すると、イディオムの習得にも効果的です。

イディオムとは慣用句で、複数の言葉を組み合わせ、本来とは違う意味を表します。

よく聞き知っている単語なのに、なぜか意味が上手く取れない。

といった場合、その語句がイディオムでないか疑ってみると良いですよ。

例えば

・Piece of cake…たやすいこと
・My cup of tea…大好きなもの

など、言葉の意味が文字通りではない場合が、イディオムにあたります。

わたしも先日、英会話でお喋りしていて、洋楽で学んだイディオムに再会したばかりです。

議論が白熱するにつれ論点を見失い、何を言いたかったのか分からなくなった、その瞬間。

いきなり講師から

What’s the bottom line?(で、結局あなたが言いたいことは何?)

と聞かれ、雷に打たれたような衝撃を受けました。

何となく理解が薄いまま、聞き流していた歌詞でしたが...

「bottom lineとは、こういう意味だったのか」と深く実感した次第です。

以来、そのイディオムは自分の語彙となっています。

フレーズを暗記する

なお洋楽で勉強する際、単なる聞き流しのリスニングでは、あまり意味がありません。

発音や単語の意味、イディオムを理解した後は、フレーズごと覚えるのが効果的です。

歌で学習した語彙や語句は、聴きっぱなしにせず繰り返し覚えます。

耳で聞いて理解した後は、自分の語彙として使うべく、何度も思い出す訓練が必要です。

参考書の例文であれば、単なるくり返しを苦痛に感じる学習者もいるでしょう。

けれど、洋楽で学習する場合、リズムやメロディーが助けてくれます。

好きな歌は何度も聴くので、意識せずとも覚えていた、なんてこともありました。

英語の勉強を洋楽でする効果【リスニングを繰り返し語学力を高める】

英語学習を洋楽でする効果や意味についての考察です。

やり方のポイントを押さえれば、リスニングで語学力が高められると思います。

略式表現に親しめる

洋楽で勉強する意味に、歌を通じ英語の略式表現も学べる点もあります。

美しいリズムやメロディーに乗せて聞ける発音は、教科書に無い躍動感でいっぱいです。

音楽を使った学習法ならではの事として、英語の略式表現にも触れられます。

ネイティブスピーカーが会話でよく使う

・wanna
・gonna
・gotta

英語の歌(ロックやポップス)で、比較的よく見かける

・ain’t
・tryna

など

正式な用法では、あまり見かけない表現に親しむことができます。

(だからといって、自分で使うかどうかは、また別の話ですが)

他にも

通常は、It doesn’tとなるところをIt don’t

と歌っているのも、聴いたことがあります。

洋楽で学習すると、音楽ならではの英語で、発見があり楽しいですね。

連結や脱落も学べる

そのほか洋楽による英語学習の際、見逃せないポイントに、2つの音変化もあります。

音変化とは、すなわち「連結音」と「脱落音」のことです。

それぞれ

  • リンキング
  • リダクション

と呼ばれ

「つながり合う音」や「聞こえなくなる音」を意味します。

・連結(リンキング)…前後の音が繋がって個々の語と違う発音に聞こえる
・脱落(リダクション)…本来発音される音が弱まったり脱け落ちたりする

具体的には、下記の例を見つけました。

(※あえてカタカナで表記すると、以下のような発音になります。)

But I don’t care

  • バット アイ ドント ケア(個々の語を発音した場合)
  • バライドンケ(連結音と脱落音が発音に含まれる場合)

But I don’t careなど、話し手によっては、「ブライドンケ」となる場合もあります。

ほかに、語の初めのHが抜け落ちるパターンも、歌詞の中でよく見かけました。

・Heart(ハート)がアートに聞こえる
・Hard(ハード)がアードに聞こえる
・Honey(ハニー)がアニーに聞こえる

わたしも外国人と話していて、Huge(ヒュージ)をユージと発音されたことがあります。

けれど洋楽でおなじみの音変化だったので、リスニングも意味理解もスムーズでした。

スラングと出会える

洋楽で英語学習をすると、スラングにも出会えます。

前に述べたイディオム同様、聞きなれない単語に出会ったら、もしかしてスラングかな?

と疑ってみると良いですよ。

わたしも英語の歌を聴いていて、スラングに出会うことが時々あります。

ある日のことです。

英語で音楽を聴いていたら、showtyという発音が耳に飛び込んできました。

「何だか聞き慣れない響きの単語だな」

と思い意味を確認したところ、「可愛い女の子」を表すスラングでした。

それから後、別の歌でshowtyが出てきた際も、意味を理解して聞き取れています。

自分から積極的に使える語彙でないですが...

誰かに使われた時は聞き取れ、意味も分かるので心強いです。

地域性を認められる

洋楽で英語を学習すると、様々な国や地域の英語を学べる効果もあります。

リスニングできない部分を、何度も聞き返し学習できるのも嬉しいですね。

歌で勉強するため、特に発音の違いを確かめるのに効果的な学習法となります。

学習者によって「アメリカ英語が好き」「イギリス英語が好き」など様々でしょうが。

自分が好きな英語の発音から聞き始めると続けられるはずです。

アメリカ英語にせよイギリス英語にせよ、同じ国でも全て同じ発音でないところも興味をかきたてます。

あるいは

  • オーストラリアの英語
  • ニュージーランドの英語
  • 南アフリカの英語

など意識して、聞き比べても楽しいかもしれません。

そうやって様々な国の歌で、多様性に触れられるのも、洋楽による英語学習の魅力です。

反復が習慣化を促す

リスニングする際は、好きな音楽ということで、反復や習慣化も効果的にできます。

苦手な本で嫌々ながら勉強するのと違い、無理しなくとも続けやすくなるのは納得ですね。

「歌で勉強しよう」と身構えるのでなく、音楽を聴きたい時は洋楽を選びます。

そうすれば、勉強に疲れた際の気分転換になり、かつ英語のリスニングと一石二鳥です。

一曲あたり5分程度で、好きな音楽なら隙間時間でも、難なく聞くことができます。

感情に訴え定着する

それから音楽による英語の勉強は、喜怒哀楽の感情に結びつけると定着させやすいです。

英語学習を続けていると、日々の生活で時に、悲しいことや苦しいこともあると思います。

そんな時も、音楽なら人間の痛みに寄り添ってくれるでしょう。

自分が逆境にいるからこそ、染みる英語表現だって、あるはずです。

または不安や心配事と限らず、楽しい気分・幸せな気分にぴったりの洋楽だってあります。

とある出来事をきっかけに、歌詞に対する共感や理解が深まることもあるかもしれません。

自分の経験や成長につれ、言葉の受け止め方が変わるのも、洋楽で勉強する魅力ですね。

英会話の話題になる

あと英語の勉強で洋楽の聞き取りをすると、英会話の話題にできる効果もありました。

趣味について聞かれた時や、自分について話す時など、音楽の話題があれば便利です。

歌詞でリスニングすれば、意味や内容に注意して聞くので、深く語れるようになります。

好きな理由など、少し掘り下げて話せば、英会話の上達もしやすいでしょう。

歌詞で覚えた単語や構文を、さり気なく会話で使ってみるのも良いですね。

とこんな感じで、洋楽で英語学習する効果は、たくさんあります。

音楽を使った英語の勉強で、あなたに意味があるのは、どれだと思いますか?

 

ろっく
ろっく
効果的に続けてね~

 

わたしも引き続き、好きな音楽の英語で、歌詞をリスニングします。

そこで何か気づきがあれば、新たにお知らせする予定です。

というわけで、また。