今年は、通訳案内士を受験しようかと考えています。
だけど今から勉強時間を作って受験...日々の事をしながら大変な気がする。
合格するには何時間、勉強すれば良いのだろう?
そんな疑問を持っていませんか?
いちおう合格し今は、ご依頼に応じ稼働する通訳案内士です。
※勉強時間ご提案は、平日にフルタイム勤務(土日で週休2日)で、適度に自炊する場合を想定します。厳守が難しい場合、状況に応じてお役立てください。
通訳案内士の勉強時間は平日と休日で

平日は5時間勉強
通訳案内士の勉強時間は受験するなら、平日は5時間を目安にすると良いですよ。
日中は仕事があり大変ですが、合格するよう全力で取り組みます。
学習に充てる時間帯を、あらかじめ決めておくことがポイントです。
「時間が余ったら学習しよう」と構えている限り、5時間もの勉強時間は作れません。
資格取得を叶えるのに使う時間は、意識して作るものなので...
「あらかじめ取っておく」といった感覚で、限りある1日24時間のどの部分を学習に当てるか決めておきます。
通訳案内士の受験対策の一例
通勤時間の使いかた
- 公共交通で参考書を見ながら移動
- バスや電車の待ち時間も学習
- イヤホンで音声学習も可能
- 車通勤であれば車内で音声を流す
移動の待ち時間は、1分でも1秒でも学習に充てられます。
昼食休憩
- ランチは可能なら一人で取る
- 食事の手間や移動は極力抑える
- 食事しながら音声や参考書で学習
- 残りの休憩時間も勉強
帰宅時間
- 可能な限り定時で切り上げる
- 残業は長引かないよう注意
- 自宅まで寄り道しない
- 朝と同じく移動中も学習
夕食時間
- 夕食の手間は極力抑える
- 栄養とバランスは大切にする
- 食事はできるだけ手短に
- 食後はすぐに気持ちを切り替える
といった感じで、上記以外でも全てを学習に費やします。
気分がスッキリしない時は、こんな本も参考になるかと。
その他、入浴中も工夫次第で時間を作ることは可能です。
教材を浴室に持ち込めない場合、覚えた内容を思い出すだけでも効果はあります。
要は一日のうちで、ぼんやり過ごす時間を持たないことですね。
平日に忙しくても、合格を目指すなら最低2~3時間は学習が必要です。
受験合格を最優先に、自分なりの工夫を諦めないようにします。
休日は10時間勉強
通訳案内士の勉強時間は受験するなら、休日は10時間が目安です。
休みの日は、全て受験合格のために存在すると考えます。
休日の勉強時間の取りかた
- 休日に遊びの予定を入れない
- 外出は可能な限り控える
- 人付き合いは極力抑える
- 有給休暇も最大限に活用する
休日は朝起きて、ありとあらゆる時間を学習のチャンスとみなします。
どうしても避けられない人付き合いがある場合、月に1回までと決めておきます。(受験までのことなので、悲しまないでください)
どうでしょうか?
再現できそうですか?
わたしは頭が良くない方なので、休日は10時間以上の学習が必須でした。
「それくらいしないと、自分は絶対に落ちる」と危機感を持っていたからです。
そして、邦語科目は半年以内で全て合格しました。
人によって諸事情あり、時間が取りづらい場合もあるかとは思います。
状況に応じて、少しでも何かのヒントしていただければ嬉しいです。
ここからは、使える時間を増やすための方法をご提案します。
勉強時間を伸ばして通訳案内士に合格

食事の時短
通訳案内士の受験準備ためには、食事はできるだけ時短で行います。
無理をして急いで食べるということではなく、必要以上に長引かせないのがポイントです。
けれど、受験に向け夕食の栄養とバランスは大切にしたい。
作ってくれる人がいるなら、それを食べれば問題ないのですが...
調理を短縮するには
まとめて作り置き
- ご飯は炊きたてを小分けして保存
- 味噌汁はスープを具材でアレンジ
- カレーやシチューなど温めるだけのもの
- 鍋のようにひと手間で作れるもの
など。
厳しく言う人がいなければ、調理の手間は減らす方向でいきます。
味噌汁を作り置く場合、豆腐など傷みやすい食材は食べる時に入れて温めれば大丈夫です。
味噌汁(具なし。玉ねぎは煮込めば3日ほど大丈夫)をまとめて冷蔵保存しておけば、具材アレンジで数日分の時短ができます。
あと、こんなレシピも心強いです。
・『世界一美味しい手抜きごはん 最速やる気のいらない100レシピ』はらぺこグリズリー/著
他には、食材宅配やミールキットなど活用をすれば、献立を考える手間が省けます。
手間を無くしつつ、栄養バランスを保つことができます。
さらに時短できる
- 食材宅配サービスを活用
- 買い出し時間を節約
- ミールキットを利用
- 献立を考える時間省略
といった感じで、手間暇や意思決定の労力を節約できますよ。
家事の時間も勉強
通訳案内士の勉強時間を作るためには皿洗い、掃除洗濯もできる限りまとめて行います。
その間も、学習は諦めず継続可能です。
音声教材でのインプットや、暗記内容を思い出すアウトプットのため活用できます。
覚えたことを意識的に考え続けるだけでも効果的です。
いかなる時も頭の中で、学習を続けていきます。
外出は控えめ
通訳案内士の勉強時間を優先するなら、外出は控えめにします。
職場の集まりは、無理のない範囲で参加辞退です。
それでも、送別会や歓迎会など、どうしても断れない場面もありますよね。
その際は参加し、タイムリミットを決めておくと良いです。
(前もって幹事さんに伝えておき、夜10時を過ぎて長引きそうなら退出するなど)
帰宅後は30分ほどの隙間でも、もちろん学習します。
ポイントは、一日も休まずに勉強時間を確保し続けることです。
今日だけは特別、としてしまうと学習の習慣化はできませんからね。
あと、通訳案内士の受験に関しては声高に言わず、わたしは合格後に事後報告でした。
(30歳を過ぎて突然に英語をやり直したもので、いきなり通訳案内士とか本気にされないと思いまして…)
通勤時間の見直し
通訳案内士の勉強時間を取るためには、通勤距離は短いほど良いです。
時間の確保がどうしても難しいならば、環境を変えて挑戦する手もあります。
今の仕事に執着が無ければ、通勤時間の短縮と受験対策のために、転職するなどです。
ただ、勉強時間が取れないという理由で、いきなり仕事を辞めるのは賢明ではないと思います。
仕事に行かなければ生活リズムが乱れ、かえって悪影響が出る恐れがあるからです。
わたしは、合格までは前職で務めようと決め、仕事しながら通訳案内士の受験を続けました。
一生懸命に捻出した勉強時間に有難みが生まれ、あまり無駄にもしませんでした。
時短勤務、アルバイトなど就業形態はどうあれ、多少なりとも収入や生活リズムを担保しながら、受験を進めるのが良いと思います。
現職と受験の両立が余りにも辛い場合は、転職など視野に入れる手もあるかと思います。
(安定した収入を得ている場合、受験のためだけの転職はおすすめいたしません。失うものが無いと感じるなら、逆にチャンスな気がします)
ということで、まとめです。
受験するなら...
- 平日に5時間
- 休日に10時間
- 家事や食事は時短で
- 外出や付き合いを抑えめに
- 受験しやすい生活リズムに
こんな感じで、勉強時間は作れそうでしょうか?
不器用なわたしでも、通訳案内士に合格することができました。
あなたなら、きっとできると思うのですが...