通訳ガイド

通訳案内士のきっかけは地域限定通訳案内士(試験)でした

通訳案内士のきっかけは地域限定通訳案内士(試験)でした
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あなたにとって、通訳案内士に興味を持ったきっかけは、何だったでしょうか?

わたしの場合、きっかけは、地域限定通訳案内士(試験)でした。

 

ともみ
ともみ
ということで今回は、通訳案内士を目指したきっかけを話します

 

当ブログ運営者は、ご依頼に応じて稼働する全国通訳案内士です。

元々、英語は全く話せず、自分でも通訳案内士になれるとは、思っていませんでした。

通訳案内士のきっかけは地域限定通訳案内士(試験)でした

通訳案内士のきっかけですが、実のところ「これがきっかけ」と要因を一つに特定するのは、とても難しいものです。

人ひとりの一生というのは、複雑に絡み合う事象によって、形づくられるものなので。

けれど何かの参考にでもなればと思い、お話をしてみます。

地域限定通訳案内士の試験の募集要項を見て

通訳案内士に興味を持ったきっかけは、わたしの場合「地域限定通訳案内士の試験(受験要項)」でした。

その頃わたしは、やり直し英語に没頭する社会人で、日常の英会話を習得するにつれ、さらに上のレベルを目指したいと考えるようになっていました

参加していた英会話を卒業し、次はどんな学習をしようと考えていたところ、偶然に受験案内のポスターと出会い、地域限定通訳案内士への挑戦を決めたのでした。

地域限定通訳案内士ではなく全国での試験へ

地域限定通訳案内士(試験)の受験を決めたのは、国家資格(全国通訳案内士)より試験内容が易しいだろうと、期待をしていたからです。

ところが、受験について詳しく知るにつれ、わたしの地域では、国家資格と地域限定の難易度に、思っていたほど差がないことが分かりました。

というのも、わたしの居住地は、英語科目が全国通訳案内士の試験と共通だったからです

それでも当初は、「国家資格なんて自分には不相応」と思い、すぐに受験の予定はありませんでした。

外国(韓国)の諺に「登れない木を仰ぎ見るな」という警句がありますが、その時の自分が、まさしくぴったりの状況だったと思います。

全国通訳案内士の試験に進路変更をした理由

そんな自分が地域限定通訳案内士から、なぜ全国通訳案内士に進路変更したかというと、それは対策講座の講師の影響です。

(当時のエピソードは別記事で書いたため、ここでは割愛します。)

わたしは、どのみち地域限定通訳案内士(試験)もゼロからのスタートで、勉強する手間は地域も全国も同じだったので、「登れない木」を仰ぎ見ることにしたのでした

受験にあたっては、合格者の体験談を読む限り、資格取得までに平均で3年前後かかる印象を受けました。

わたしの場合、前職が英語関係ではなく、海外留学、在住歴もゼロなので、少なくとも3回は落ちる覚悟で受験に取り組みました。

地域限定通訳案内士がきっかけで国家試験に挑戦することに

こんな自分でも地域限定通訳案内士であれば、何とかギリギリ合格できるのでは?

という下心のもと受験を始めたわたしでしたが、結局は、全国通訳案内士に合格しました。

つくづく人の一生とは、予測不可能だと思います。

通訳案内士さん達の通訳ガイドへのきっかけ

ところで、他の通訳案内士さん達の通訳ガイドへのきっかけは、一体どんなことだったのでしょう。

現場でお会いしたガイドさん達を拝見するに、幾つかのパターンがあるように感じました。(もちろん道のりは人それぞれなので、一つとして同じ人生は無いと思いますが)

通訳案内士であれば、下記の内どれか一つは、当てはまりやすいかもしれません。

通訳案内士への道筋となったきっかけ?

  • 前職が英語または旅行関係だった
  • 海外旅行が好きでよく出かけていた
  • 海外に留学をしていた経験がある
  • 親の仕事に伴い海外での在住歴がある
  • 自分の仕事で海外への赴任歴がある
  • 配偶者の仕事に伴い海外での在住歴がある
  • 親しい人が当該の外国語を話す(国際恋愛/結婚ほか)

以上は、わたしが通訳案内士になる前に調べて得ていた知識でもあり、現場で見た実情もやはり似た感じでした。

そして自分については、上記どれにも該当していません。

(あるいは表に出にくいだけで、どの項目にも当てはまらないけれど、通訳ガイドになられた方が、わたし以外に少しはおられるでしょう。)

街で見かけたポスター(受験要項)がきっかけなんて、と笑われるかもしれませんが、ひと言でいえば、これが自分にとっての通訳案内士のきっかけでした。

受験が長引くも全国通訳案内士の試験に合格

けれども、通訳案内士の国家試験は容易ではなく、合格までに長い時間が必要でした。

当初は「3~4年もあれば合格できるのでは?」と甘く見ていた試験でしたが、英語(筆記試験)に落ち続け、繰り返し何度も受験をしました。

最後まで諦めなかった理由の一つは、他の科目に毎年すべて合格していたことです。

「登れない高い木」かもと思っていた国家資格に、がんばれば手が届くと信じ、年中行事のごとく毎年の試験を受け続けました

頭が良くて賢い人ならば3年を過ぎたあたりで、ばかばかしくなって、受験を止めてしまったところかもしれません。

けれど、わたしは頭が悪く懲りない性格で、何年も続けることができました。(結果がすぐに出ないことに耐えられるため)

通訳案内士のきっかけは人それぞれなので

また、通訳案内士のきっかけとしては、下記の例も多く見かける気がします。

・人の輪の中で他者と交流するのが得意
・元々外交的で明るく活発な性格だった
・自分以外の誰かをお世話するのが好き

わたしは、どちらかというと内向的ですし、要領よく気が利く方でもありません。

なので、上にあげた例は、自分の場合とは少し違うように感じていました。

ですが、だからと言って、「挑戦してはいけない」と考えたことは無く、行動したからこそ学びを得て、このブログに書けるだけの経験はしました。

つまり何が言いたいのかというと、通訳案内士のきっかけなんて人それぞれなので、あなたは、あなたの信じる道を進めばよいということです

あなたは、もしかして「自分には何もない」と思っているかもしれませんが、わたしだって、お伝えした通り何もないところから始めました。

挑戦したい気持ちさえあるのなら、諦めず行動を続けると良いですよ。

おそらくあなたなら、不器用なわたしより、ずっと上手くやれるでしょうから。