通訳案内士やボランティアの観光ガイドに興味があるけれど、活用法が分からない。
そんな風に悩んでいませんか?
そこで今回は、英語ボランティアなどの活用法を書きます。
当ブログ運営者は、英語の通訳案内士です。
ボランティアは、主に2つのパターンで活用しました。
通訳案内士がボランティアのガイドさん【自分が参加する】
通訳案内士に関連し、観光ガイドのボランティアに興味がある人って多いですよね。
わたしも、通訳ガイドになる前からボランティアに興味を持っていました。
活用法2パターンということで、まずはパターン1「自分がボランティアすること」から書きます。
英語のまち歩きによる観光案内
通訳案内士を目指していた頃、地元のゲストハウスに登録し、英語でまち歩きをしていました。(※現在は終業されています)
英語による観光ガイドに興味があったのですが、旅行業の経験が無かったからです。
自分では通訳ガイドに対して本気だと思っていても、いざ仕事を始めてから「思っていたのと違う」となるのも避けたいと考えていました。
通訳ガイドになってからは、「このまま続けても良いのだろうか」と考えていた時期があり、今いちど原点に戻るために、まち歩きをしたこともあります。
「観光ガイド」というと、どうしても「歴史や土地の事情に完璧でなければ難しい」との気負いが出てしまうのですが...
ゲストハウスなので、自由な雰囲気で外国からの旅行者と交流させていただけました。
そんなわけで、いきなり通訳案内士が不安な方は、外国人の出入りが多いゲストハウスなど、当たってみるのもおすすめです。
博物館などのボランティア
けれども、「自分の生活圏にはゲストハウスが無い」という方もおられるかもしれません。
そんな時は、歴史博物館のような観光施設で、ボランティア登録するのも手だと思います。
アートが好きなら、美術館のボランティアを探してみるのもいいですね。
館によっては、英語で活動できる人を必要としている場合もあるでしょう。
・外国語に執着し過ぎず、日本語から基礎固めをしていくのも、いいと思います
わたしの場合、歴史博物館のボランティアに登録したことがあり、その時は日本人の来館者をご案内していました。
そんなある日、外国人のお客様がふと来館され、自分から「英語でご説明してもいいでしょうか?」と積極的に動いたこともあります。
幸いにして、案内を聞いて下さるとのお応えで、日本語ガイドの登録ながら外国語による案内も経験できました。
観光ガイドに歴史の知識はとても必要なので、歴史博物館との相性は抜群です。
日本語で活動する中で、英語その他の言語による案内のチャンスを探りつつ、博物館や美術館などで活動してみてはどうでしょうか。
平和関連のボランティア
博物館に準ずる活動としては、平和関連のボランティアを募集される地域もあります。
近くに戦争遺構や被爆建物、戦跡地などある方は特に、避けて通れない場合があると思います。
わたしは、通訳案内士の受験者だった頃、平和ボランティアの養成講座に通っていました。
国家資格を取ったらすぐにデビューしたい意志があり、平和関連は特に避けて通れない分野だったからです。(ガイドではなくても土地に生まれた者として知る必要もある)
自分が受講していた当時は、英語の他に韓国語のクラスも開講されていました。
英語は人気で何十名もの受講生がいたのに対し、韓国語は6~7人といった感じでした。
講師(ネイティブスピーカー)やクラスメイトとの距離が近そうで、より効果的に学べそう、と羨ましく思ったものです。
日本語によるまち歩きガイド
観光ガイドのボランティアといえば、日本語のまち歩きガイドも各地で募集されています。
ボランティア色が強い団体で、ガイド活動に力を入れているところだと
・大阪あそ歩
・長崎さるく
などあげられるでしょうか。
(※募集の有無や応募要件については、各団体で要確認)
ボランティアと少し違うところで、他には「まいまい京都」も人気ですが... こちらは、各界のプロがまち歩きで収益化に成功している例だと思います。
チャンスというのは案外、思いもよらない場所からやってくるものです。
英語で観光ガイドがしたいからといって、外国語だけにこだわるのではなく、まずは日本語で初めてみるのもいいと思います。
ボランティアのガイドさんと通訳案内士【お客さんになる】
通訳案内士とボランティアというと、自ら参加するだけとは限りません。
時には聞き手の立場になり、自分が依頼することもできます。
わたしの場合、こんな感じで活用していました。