30代で、英語の勉強におすすめのやり方を探している人いますか?
30代の今だから、できる勉強方法ってありますよね。
当ブログ運営者は、英語の通訳案内士です。
30代から日本国内で英語をやり直し、後に国家資格を取得しました。
その経験をもとに、誰でも気軽にできる学習法を発信中です。
30代の英語の勉強おすすめのやり方【今のあなただからできること】
英語の勉強で、30代におすすめの方法について。
前より少しだけ年齢を重ねた自分に合う勉強法って、何かなと考えてしまいますよね。
わたしも、同じ道をたどって来たので分かります。
そこで今回は、30代から英語を独学でやり直した、わたしのおすすめ勉強法です。
今現在を英語で言う勉強をする
30代の今のあなたについて、まずは現在の状況を英語で言えるよう勉強するとよいですよ。
外国語を勉強するからには、外国の人と会話できるようになりたいですよね。
そのためには、現在形の英語が必要になります。現在形では、以下のことを表せるからです。
質問をされた時に理解できるよう、今を表す疑問文も学習してくださいね。
いきなり難しい英作文は無理だけど...
下記のフレーズくらいなら、何とか短い文で言えそうな気がしませんか?
質問の文(現在形を使う) | 質問の答(現在形を使う) |
あなたは何歳ですか?(how) | 私は○歳です |
一人暮らしですか?(Do you) | 私は一人暮らしです/ではありません |
家族と一緒に住んでいますか?(Do you) | 私は家族と住んでいます/住んでいません |
家族は何人ですか?(how) | 私の家族は○人です |
兄弟姉妹はいますか?(Do you have) | 私には○がいます/いません |
一人っ子ですか?(Are you) | 私は一人っ子です/ではありません |
兄弟姉妹はあなたより年上ですか?(older) | 兄/姉は私より○歳年上です |
それとも年下でしょうか?(younger) | 弟/妹は私より○歳年下です |
どの都道府県に住んでいますか?(which) | 私は○○都/道/府/県に住んでいます |
どの市区町村に住んでいますか?(which) | 私は○○市/区/町/村に住んでいます |
職業は何ですか?(what) | 私は○○です |
どうやって通勤していますか?(how) | 私は○○で通勤しています/在宅勤務です |
休職中ですか?(Are you) | 私は休職中です |
主婦/主夫や子育て中ですか?(Are you) | 私は主婦/主夫/子育て中です |
自分の状況に合わせ、単語を多少は調べる必要があります。
しかしながら、上記は全て中学生レベルの英語で表せることばかりです。
そして一度言えるようになれば、初対面の人と会話の糸口にずっと使えます。
30代におすすめな英語の教科書
けれど中には、自分の身の上話や自己紹介はしたくない30代もいるかもしれません。
とはいえ何の自己開示もせずに、誰かと関係を築くのも、ほぼ不可能です。
あるいは、相手のことを知るにも、自分を表す言い方は役立ちます。
どこまで開示するかは、あなた次第になりますが...
語学を始めるなら、自分の身近なことを言えるようにするのが、最も効率的な方法です。
というわけで、まずは簡単な現在形で、自分を表す英語を使う勉強をおすすめします。
けれど、英語のたくわえが何もない状態で文を作るのは大変過ぎますよね。
そこで役に立つのが中学校の教科書です。
やり方としては、教科書にある本文を、全て自分の人生に置き換えて言う練習をすること。
たったのそれだけです。
・教科書に無い語で必要な単語はその都度必ず調べます。
・文法を理解しながら練習することを忘れないで下さい。
・そうすれば、上記例文が英語で言えるようになります。
ただし、このやり方は、学生時代に英語科目が理解できた人におすすめの勉強法です。
そもそも、学校の英語から全く分からない、基礎のルールを忘れたという30代なら?
まずはこちらの参考書で、基礎理解のやり直しからおすすめします。
理解した現在形で、30代の今/等身大の自分を表現する喜びを、ぜひ実現したいですね。
これまでのことを英語で語ろう
さて、今現在のことが英語で言えるようになったら、過去のことも言いやすくなりますよね。
英語の過去形については、現在形を理解したことにより、使いやすくなっているはずです。
英会話の中で全てをさらけ出す必要は無いのですが...
下記の情報を全て会話で出さないとしても、言えるようにすることに価値はあります。
というのも、下記を英語で言えるようになれば、別の表現が言いやすくなるからです。
質問の文(過去形を使う) | 答の文(過去形を使う) |
どこで生まれましたか?(where) | 私は○○で生まれました |
どこで英語を勉強しましたか?(where) | 私は○○で英語を勉強しました(場所) |
どのように勉強をしましたか?(how) | 私は○○で勉強をしました(手段) |
どの都道府県に住みましたか?(which) | 私は○○都/道/府/県に住みました |
どの市区町村に住みましたか?(which) | 私は○○市/区/町/村に住みました |
どんな学校を卒業しましたか?(what) | 私は○○を卒業しました |
過去に経験した職業は何ですか?(what) | 私は○○でした |
なお、過去形の言い方が分からない場合、まだ現在形の知識が足りていません。
過去形のルールや英文の作り方が無理だと感じたら?
いったん現在形を理解し直してから、過去形の勉強に戻って来てください。
現在形のルールを踏まえて、過去形が使えるようになれば、例文を英語で作れるはずです。
ただし先に伝えた通り、例文をいきなり自力で英語にするのはハードルが高すぎます。
そんな時は、教科書や参考書の例文を応用し自分の状況に置き換えていくと楽ですよ。
30代になった今、前より深い実感で過去を語れるのも、大人のやり直し英語の良さです。
これからのことを英語で話そう
現在と過去が表現できるようになったら、いよいよ次は未来の表現も勉強していきます。
30代といえば、自分では「やや年齢を重ねてしまった」感があるかもしれませんが...
世間的に見ればまだ若く、なおかつ未来を語れる年齢でもあります。
30代のあなたが、今後の人生で実現したいこと、挑戦をしてみたいことは何ですか?
未来の意志を表す英語 | will | ○○するつもり(する気持) |
未来の予定を表す英語 | be going to | ○○するつもり(する行動) |
ぜひとも英語で話せるよう、英語の未来形も理解してほしいものです。
あるいは遠い夢や目標と限らず、今すでに決まっている予定も、未来形の英語で言えますよ。
過去と現在のことを踏まえて、なおかつ未来のことまで話せるようになったとしたら?
さらに、語学を通じた他者との関係性が、深まると思いませんか?
30代におすすめの英語の勉強とは【今のあなたにしかできないこと】
30代におすすめの英語の勉強なら、中学英語のやり直しの他にも、できることがあります。
基礎文法で自分のことを言うためには、実際に使う場面を見つけることも必須です。
30代の勉強は受け身より自主性
そこで、30代からの英語で勉強の意義ですが、最も大切なのは「自主性」である。
と、当ブログ「ともみろく」は考えます。
自主性とは、自分の意志を持って主体的に動くこと。
すなわち、「受け身(待ちの姿勢)から抜け出す」という意味です。
その点、この記事に辿りついて下さったあなたは、すでにもう受け身の姿勢を抜け出そうしています。
30代の自分でもできる勉強法は何か?
必死に考え、今まさに自分の意志で動き出そうとしているからです。
わたしの場合、30代から諦めずやり直した結果、会話力ゼロから10年で通訳案内士になりました。
この記事を書いている今現在でいうと...オンライン英会話(生徒です)で各国の講師と楽しく会話しています。
執筆現在お世話になっている→エイゴックス ※30代くらいの講師けっこういます※
勉強なので、もちろん楽しいことばかりではありませんけれど、それでも英語を話すようになって、得たものが沢山ありました。
何だかんだで、外国語を話すってやっぱり楽しいです。
今しかできない30代の英語勉強
そこで、30代からの英語の勉強で、おすすめの方法について。
「過去を踏まえつつ、今と未来の自分を英語で語ろう」と当ブログは伝えます。
今の自分を語るには、過去を語れる必要がありますし、今の自分を語ることにより、未来の自分も語りやすくなるからです。
ひと言でいうと?
とりあえず、「単純な過去形・現在形・未来形を使いこなせば、自分を表現できる」
というわけで、表現は何も特に難しく創造的である必要はありません。
教科書の文法で例文を学習する時に、必ず自分の状況を表す例文を作ってみる。
ただ本当にそれだけのことです。
なお、自分を表す表現には2つのパターンがあります。
- 自分の思いや感情を伝える表現
- 自分の状況や経験を伝える表現
上記2つの組み合わせで、めげずに続ければ、英語は少しずつ話せるようになります。
自分と同じ30代の講師を探そう
基礎を見直して会話の準備が少し整ったら、最後は話す相手を探します。
その際、30代の学習者におすすめなのは、自分と同じ30代の講師を見つけることです。
というのも、先に伝えた通り、30代といえば人生経験が前よりは増え、かつ未来について未だ語れる年齢でもあるからです。
大人過ぎず、若過ぎず、社会人としてちょうど良い年齢の今。
歳が近い講師なら、その時々に流行ったものや、国ごとの生活事情、労働環境、将来の見通しなど何かと比較がしやく話題も尽きないと思います。
・同世代どうし、これまでどのように人生を歩んで来たのか?
・あるいは、この先どんな道を歩みたいのか?
国籍や立場を違え話し合うことにより、語学力は着実に伸びていくことでしょう。
わたし自身は30代で英語をやり直した当時、図らずも20代の講師から教わっていました。
その時は今ほど講師の年齢を選べる自由がなく、見つかった先生が20代だったからです。
多くの学びを得ることができたものの、20代の講師は自分には少し若いと感じていました。
そして、心のどこかで「同じ30代の先生と勉強してみたい」という思いもありました。
そんな過去の自分への気持ちも込めて
今現在30代のあなたには、ぜひとも同じ30代の講師と共に成長しつつ、英語を勉強することをおすすめしたいと思います。
基礎のたくわえをしたら、まずは同年代の講師を探すことから、始めてみてはどうでしょうか。