そんな疑問にお答えします。
当ブログ運営者は、英語(初心者の時3年ほど)の町あるき経験者です。
英語のボランティア初心者が英会話とガイドの練習
英語のボランティア初心者の体験談です。外国人ゲストと町あるきをしていました。
英語で町あるき(初心者ボランティア)
わたしが初心者で町あるき(ボランティア)に登録したのは30代の頃です。
30代になってから英語をやり直した初心者なので、留学&海外経験がありませんでした。そんなわけで、国内で外国人と英会話できる場を探していたためです。
自分が住んでいる地方で気軽にできる国際交流はないかな...「社会人だから仕事に差しさわりない範囲でやりたい」と思っていた時、ある宿泊施設の募集を見つけました。
外国人宿泊者と気楽に町あるきして欲しいという内容でした。
参加の条件として「初心者歓迎」とあり、それも良かったです。
簡単な英会話で、外国人宿泊者と楽しく過ごしてもらえば良いとのことでした。
参加に際しては、わたしの場合
以下の目的がありました
- 生きた英語を話せる場を持つ
- 様々なゲストと英会話を続ける力をつける
- 英語で日本のことを説明できるようになる
- ほかの参加者と交流し学ぶ
- 自分にゲストを案内する素養があるか見る
その頃、わたしは通訳ガイド(資格取得)の勉強をする受験者でした。町あるきで観光ガイドを経験してみれば、今後の参考にできるかもという狙いも少しありました。
ボランティアで初心者が観光ガイド
英語ボランティアでは、最少1人~最大6名ほどの外国人ゲストと町あるきしました。
ガイドを務める人数は宿泊施設が調整し、わたし1人の時もあれば、他の日本人ホストが来られることもあります。(その後、お宿は終業されました)
町あるき参加当初は、1人で英会話をする勇気がなく、他のホストも参加する日を設定してもらっていました。
日本人ホストが複数人いる場合
以下のメリットがありました
- 他者から英語や案内の良いところを学べる
- 外国人と一対一で過ごすプレッシャーが少ない
- 英会話に自信がない初心者でも参加しやすい
- 深い話をしなくてもグループの雰囲気を楽しめる
- 日本人を含めた英語話者と幅広く交流できる
宿から歩ける範囲のウォーキングツアーで、所要時間は1時間半ほど。場合によって、ランチを一緒に楽しむこともありました。
日本人ボランティアは
・英会話したい高校生や大学生
・休日中の社会人
・休職や転職中の社会人
・英語が趣味の主婦
・殆どプロ級の謎の人
など、様々な人達とご一緒しました。
ゲストの国籍は多種多様です。中には英語が第一言語ではない人も...
国際色ある小さな宿だったのでフットワークが軽く、オーナーやスタッフを始め英語を流ちょうに話す若いゲストも多かったです。
ですが他の参加者がいると楽しいところがある一方、デメリットもありました。
日本人ホストが複数人いる場合
以下のデメリットがありました
- 他人まかせになり自分で努力しなくなる
- できる人の英話を聴くだけの存在になる
- 一対一の英会話に自分を追い込めない
- 他の人に遠慮し自分のアイデアが出せない
- 自分一人で観光ガイドしている実感が薄い
少しずつ慣れてきたところで、あえて自分だけでボランティアできる日を設定してもらいました。誰にも気兼ねせず一人で観光地のガイド練習をするためです。
英語ボランティア初心者こぼれ話
町あるき初心者の頃、まだ一人で英語ガイドする勇気がありませんでした。参加時は必ず他の日本人ボランティアがいる日を選んでいました。
ところが、ある日のことです。
出発間際に「今日は参加予定だった他のボランティアが来ない」と突然に告げられました。
しかも、2名と聞いていたゲストの人数は、急きょ希望者が増え4名と言います。
自分一人でガイドせざるを得ない上に、人数増のダブルパンチで倒れそうでした。(他人まかせのつもりでコースも何も考えていなかった。一人でゲストと英会話なんて...)
わたしが勝手に気負っているだけで、宿のオーナーはいつも柔軟でした。町歩きは気楽な感じで本当に大丈夫と言われていました。
でも30代のやり直し英会話なので、初心者として勝手にハラハラしました。
ゲストはそんな事情は知らないわけで、急きょ考えたルートで一生懸命に案内しました。
穴場の観光地を気に入っていただけたものの、カメラに夢中になった人がいなくなるハプニングが途中で発生。(この時、危機管理の意識も芽ばえました)
とはいえ思いのほか楽しんで頂けたようで、終了時ゲストからプレゼントを渡されました。
プレゼントの中身はたくさんの桜餅でした。
町あるき中「家族は何人いるの?」と聞かれ、家族の分まで多めに入れて下さったのだと思います。
今も温かく心に残る、外国人ゲストから生まれて初めて頂いたプレゼントでした。
そんな風にちょっとした失敗もありつつ、人の優しさにふれた時は、人生に対して前向きになれます。30代からのやり直し英会話が報われた瞬間でした。
その後も失敗や小さな成功体験を糧に、最終的には一人でガイドできるようになりました。
わたしの場合、その頃から通訳ガイド(資格取得)の勉強をしていて、上のような経験が少しだけ二次試験対策にもなったと思います。
ボランティア初心者の英語町あるきで通訳ガイドの勉強も
英語でボランティアをすると参加者どうし交流もできます。初心者どうし英会話するのも楽しいです。時には、上級者とも出会えるかもしれません。
ボランティア仲間と英会話で交流
英語の集まりに参加すると、そこには必ず一人くらい熱心な学習者がいます。
町歩きボランティアを通じて「英語が趣味の主婦」という人に出会いました。
その人は貴重な時間を割いてくれ、個人的に英会話ランチをしたり、模擬ガイドのお客さん役などしてくれました。
欲しかった国家資格には合格したものの、通訳ガイドとして方向性が見えなくなっていた時期に、町あるきのボランティアで勉強をやり直し助けられた思い出です。
英会話に淀みなく、すぐにでも通訳ガイドになれそうな感じの人で、主な勉強法を聞くと「オンライン英会話」との回答で驚きました。(本当に実話です)
英会話の集まりに参加すると、思いがけず勉強法のヒントをもらえることもあり、刺激を受けたり大きな励みとなります。
ということで、まとめです。
英会話でボランティアすると?
- 英会話のチャンスを得られる
- 通訳ガイドの勉強や練習ができる
- ほかの参加者から刺激や勇気をもらえる
- 観光案内での危機管理を勉強できる
- 通訳ガイドの二次試験対策になる
どんな集まりであれ、初心者ならではの勢いを大切にされると良いと思います。
英会話を上達したい初心者の方に、この記事が何かお役に立てば嬉しいです。