通訳ガイド

通訳案内士の現状は悲惨だとお思いになるかもしれませんが

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通訳案内士の現状ですが、今年は初めから稼働ゼロのつもりでした。

こう書くと、悲惨だと思われるでしょうか?

 

ともみろく
ともみろく
わたしは去年から、「依頼はもう入らない」と予想していましたが

というわけで今回は、通訳案内士(自分)の現状を伝えます。

この記事を読んで、悲惨だと思われるかもしれないですが、現状こんな感じなので。

通訳案内士の現状は悲惨だとお思いになるかもしれませんが

通訳案内士の現状は、「ガイド業務ゼロ」も同然ですが、これって悲惨に思えますか?

わたしは、資格取得の当時に「最悪の場合、稼働ゼロの年もあるかな」と考えていました。

そして、新型コロナウイルスの影響下、今年は年始から「ゼロ」の予感しかありませんでした。

現状もう依頼が入ると思っていなかったので

2021年は新型コロナの感染拡大が未だ収まる気配が無く、通訳案内士の仕事も今のところ復活していません。

わたしの場合、通訳ガイドで最後に稼働したのは、2020年でいうと3月末になります

以来もう1年以上もガイドで稼働をしておらず、今年は資格を取ってから初のゼロ稼働になることを覚悟していました

特に売れっ子ガイドというわけでもありませんし、自分に限って依頼が来ることもないだろう、と決めつけていたからです。

今年のガイド日数はゼロだと諦めていました

ガイド稼働なしで1年も過ぎると本当にもう何も起こらない気がして、「稼働の意志はあるけれどオファーは来ないはず」という思いが強くなる一方でした。

そんな中、今年は春に2日間(2件)の依頼を受け、何とかゼロ稼働の年を免れました。

他にも、受注しなかったものの、就業した依頼を含め、地元で見た募集が全部で5件ほどになります。(通訳ガイド業務のみカウント)

ということは、こんなに最悪とも思える状況下でも、通訳ガイドの需要は全くのゼロではないということです。

わたしのレベルの通訳案内士でも需要があったということは、他にもっと多く稼働(日数的に)したガイドさんもおられると思います。

それでも悲惨だと思ったことは未だありません

しかしながら、いくらゼロ稼働を免れたからと言って、通訳ガイドの依頼が壊滅状態であることに変わりはありません。

現状は悲惨と言われても仕方がない通訳案内士ですが、自分としてはゼロ稼働を覚悟していただけに、2021年は悲惨というより奇跡の年になったと受け止めています。

じつのところ、この状況で2日も稼働できるなんて期待しておらず、負け惜しみでも強がりでも何でもなく、自分はつくづく運が良いと思いました

(1日だけ稼働した時点で、「今年はもう依頼はない」と本気で考えていたので)

また、依頼を下さった会社には、この状況下で、諦めず事業を存続されていることに、大きな勇気をいただきました。

自分として、何をどうお返ししていけるか今も考えているところです。

現状は通訳案内士を諦めていない人もまだいる

そして、現状は悲惨だと思われがちな通訳案内士ですが、今も諦めず通訳ガイドを目指している人達もいます。

ブログを運営する中で日々、記事の読まれ方を見ていて、そう感じています。

正直なところは、この状況で通訳ガイドを目指す人がいるとは想像しておらず、今も受験を考える人達がいることは、運営者自身にとって大変な驚きでした。

同時にまた、諦めず試験に挑もうとする、その姿に励まされる思いもしています。

それでも、考えてみれば「今が最悪」だとか「悲惨」だとか言われる最中、逆にそこで見いだせるチャンスに向けて、挑戦する人達がいることも確かですね

そういえば、わたしも受験当時に、大きな災害が日本を襲ったことがありましたが、資格取得を諦めようとは思いませんでした。

状況は常に変わり続けるわけなので、そこでチャンスを手にする人もいれば、失う人もいる。

ただ、それだけの話なのかなと思います。

何はともあれ、わたしは「挑戦するあなたや自分のことを悲惨だと揶揄したりしない」とだけは、お伝えしておきますね。