通訳ガイド

通訳案内士が副業するなら添乗員派遣会社がおすすめ

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通訳案内士ですが、副業で添乗員をしたいです。

添乗員派遣会社がおすすめと聞きましたが...

人材登録する会社ってどんな基準で決めると良いの?

 

ともみ
ともみ
そんな疑問を持っていませんか?

 

通訳ガイドとツアーコンダクター両方の経験がある、わたくしがお答えします。

通訳案内士が副業するなら添乗員派遣会社がおすすめ

この記事を書いているわたしは、添乗員した通訳案内士です。

通訳ガイドのスキルアップがしたく、2年と少しの間で100日ほど国内添乗しました。

副業で添乗員した通訳案内士です

通訳案内士で添乗員の経験がしたいけど、副業の仕方を迷っていませんか?

わたしも、ずっと手探りでした。

最近は通訳ガイドの副業に関する話題も増え、以前に比べれば情報が見つけやすくなっています。わたしが副業を考えていた頃は、今より情報が少なく何かと迷いました。

色々試す中で反省点も少し見えたので、経験を踏まえてお伝えします。

副業には添乗員派遣会社がおすすめ

通訳案内士でツアーコンダクターの副業がしたい人には、添乗員派遣会社がおすすめです。

性別や経験を問わず幅広い年齢で挑戦しやすいからです。

資格を派遣元の会社で取得できれば、実地研修や初添乗までの流れにも無駄がありません。

全て同一機関で済むため、体力的・精神的な負担も軽くできます。

  • 資格のみ目的なら取得はどこでも大丈夫です
  • 添乗員で就業するなら派遣元で取るとスムーズです
  • ツアーコンダクターの資格名は旅程管理主任者です

通訳ガイドの場合、ガイド業務にツアーコンダクターの要素が多く含まれます。

基本的には、旅程管理能力も日々の業務を通じて養っていきます。

ですが、通訳案内士の業務の中で新人ガイドが旅程管理の知識や技術を学のは結構大変です。というわけで、わたしの場合、いったんツアーコンダクターになることにしました。

添乗の実務経験で危機管理や旅程管理を意識的に学べば、旅行業の専門性をさらに高めることができます。

自分の価値を高める手段としても、添乗員の経験は有効です。

また、派遣のツアーコンダクターであれば、通訳ガイドの副業として実現しやすいです。

理由は以下の通り

  • 性別問わず幅広い年齢でできる
  • 資格取得の合格率が高い
  • 就業日が固定されない
  • 経験が全て通訳ガイドの役に立つ
  • 未経験からでも転職しやすい

様々な現場に派遣していただけ、日本語で旅程管理を経験できます。

英語による観光案内と旅程管理の両方はハードルが高い新人ガイドさんに、おすすめの働き方です。

添乗員派遣会社をおすすめする理由

通訳案内士に添乗員派遣会社をおすすめする理由は、様々な現場を経験できるからです。

一つの旅行会社との雇用関係であれば、その会社のやり方のみを学ぶことになります。

ですが、派遣会社であれば大半は複数の旅行会社を取引先としています。

請け負える仕事も多種多様で、通訳ガイドの研鑽に最適でした。

通訳案内士の副業におすすめの添乗員派遣会社とは?

通訳案内士が副業するのに、おすすめの添乗員派遣会社ってあるのでしょうか。

候補が複数ある場合、どんな基準で決めれば良いか迷いますよね。

ということで、選び方の基準を下記にお伝えします。

添乗員派遣会社の選び方で気をつけること

添乗員派遣会社で添乗員した通訳ガイドです。

実際に就業してみて、会社選びで気をつけると良いことに幾つか気がつきました。

下記にて詳しくお伝えしていきます。
(ツアーコンダクターに特化して稼働される場合は、この限りではありません)

通訳案内士が添乗員するなら?

・インバウンドに強い添乗員派遣会社を選ぶ
・通訳案内士の案件に慣れている会社にする
・同じ会社で通訳案内士の人材登録もしておく

基本的に「添乗員派遣会社」とは添乗員の派遣に特化する会社なので、通訳ガイドの仕事が急激に増えるとは期待し過ぎない方が良いです。

ただ、インバウンド部門が強く通訳案内士の扱いに慣れている派遣会社では、経験の幅が広げやすいと思います。

複数の旅行会社を取引先に持っている添乗員派遣会社だと、なお良いです。

わたしは元々は、通訳ガイドの仕事が無い時に添乗の経験を積めればと考えていました。

  • 実際は、「もう通訳ガイドの仕事は入らない」と思いきって添乗を入れた日に、別の会社からガイド依頼が重なってくることが意外と多かったです
  • 一方で、添乗のお誘いを頂いても通訳ガイドの日程と兼ね合いがつかず、添乗員をお引き受けできなかったこともありました

添乗員と通訳ガイドの両方で不意にしたチャンスは数多くあったと思います。

スケジュール調整に手こずったのは、派遣会社を別々にしていた自分の責任です。

そういった事情から、もしも複数の添乗員派遣会社で登録に迷った際は

・インバウンド部門に強いかどうか
・同じ会社内で通訳案内士と兼業可能か

を優先基準に検討されることをおすすめします。

合わせて、複数の取引先を持つ会社をおすすめするのは、その方がより多くのパターンで添乗できるからです。(様々な旅行会社を経験できるチャンスが増える)

わたしについては国内添乗の経験がしたくて登録したため、語学の業務に全く期待はしていませんでした。

それでも何件かは派遣して頂けたので、会社選びを意識的にすると、ツアーコンダクターで登録しても語学関連のチャンスが少しはあるかと考えます。

添乗員の資格を取得する会社について

旅程管理主任者(添乗員)資格について、わたしは副業した会社ではなく別の会社で、それより以前に取得していました。

当初は、資格取得と実務研修が目的で、本格的に副業の予定が無かったからです。

しかしながら、後に考えが変わり資格を取った会社とは別の添乗員派遣会社で、ツアーコンダクターをすることになりました。

やや遠回りした分、時間と労力を余分に費やしてしまったと思います。

どこか派遣会社に所属して就業の意志があるならば、派遣元で資格を取らせて頂くのが最も効率的です。

これから資格取得される方で、ツアーコンダクターとして稼働の意志がある場合は、充分にお気をつけください。

ツアーコンダクターを副業とする際の注意

ツアーコンダクターを副業とする際の注意点も少しあります。

通訳ガイドとツアーコンダクターは同じ観光業で、繁忙期が重なることです。

観光シーズンの春と秋が比較的にツアーの本数や内容も充実していますが、そこに通訳ガイドの依頼が重なると、もどかしい思いをするかもしれません。

思い切って添乗員にフルコミットする手もあったのですが、わたしは通訳ガイドを全て諦めきれませんでした。

拘束時間も長めで、家族がおられる場合は仕事に対する理解を得ておくことも重要です。

とうことで、まとめます。

通訳案内士が副業するなら
(添乗員派遣会社がおすすめの理由)

 

  1. 就業日が固定されない
  2. 未経験でも就業しやすい
  3. 様々なパターンの仕事を経験できる
  4. 語学関連も稀に仕事のチャンスがある
  5. 経験は全て通訳案内士の役に立つ

自分に合う会社が見つかり、添乗で通訳案内士の自己研鑽ができると良いですね。

わたしも引き続き、資質を高められるよう前進していきます。