通訳ガイド

通訳案内士の免許の更新や登録しないことのリスク

通訳案内士の免許の更新や登録しないことのリスク
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

全国通訳案内士で免許の更新や登録しないって、けっこうなリスクがありますよね。

最悪の場合、国家資格を使えなくなるなど。

 

ともみ
ともみ
当ブログ「ともみろく」運営者は全国通訳案内士です

 

免許の登録と更新はもちろんしてます。

通訳案内士の免許の更新や登録しないことのリスク

全国通訳案内士が免許の登録をしない、あるいは更新しないことのリスクについて...

これからは特に注意が必要です。

全国通訳案内士の登録について

全国通訳案内士の免許の登録について、合格後は速やかな手続きをおすすめします。

というのは、国家試験に合格した人が「全国通訳案内士」になるには、居住する都道府県知事から登録を受ける義務があるからです。

平成30年(1月4日)には、改正通訳案内士法も施行されました

それを機に、通訳案内士の名称が「全国通訳案内士」になるなど、制度が様々に変わりました。

最も大きな変化としては、業務独占規制の廃止がありましたね。

これにより、免許を持たない人も、有償で通訳案内業務を行えるようになりました。

全国通訳案内士の登録の期限は?

気になる通訳案内士の登録期限ですが、改正通訳案内士法が施行される前は、登録しない人が免許を失うリスクはそれほど高くありませんでした。

それまでは期限もなく、資格はあるけれど、登録しないで来た方もおられるかと思います。

しかしながら、今後は事情が変わってくるでしょう。

改正法により、全国通訳案内士の免許を持つ人は5年に1度の通訳案内士研修が義務づけられたからです

この記事を書いている今は、合格後の登録期限は特に明示されていません。

ですが、5年に1度の研修制度ができたことにより、「免許を登録しない」「更新しない」ということは、実質的に「資格失効のリスクが高まる」と受け取れます。

全国通訳案内士になるには健康診断書も提出

全国通訳案内士になるには、診断書(健康診断書)の提出も義務づけられています。

  • これは、「精神機能障害の有無」の確認を目的とする診断書です
  • いわゆる身長・体重・血液検査といった感じの検診ではないです

当ブログ「ともみろく」運営者も、合格後すぐに健康診断書を提出しました。

診断書を受け取った時のことも、当ブログにて書いています。

「通訳案内士の診断書ってどんな感じ?」と気になる方は、参考にどうぞ。

登録しない更新しないと通訳案内士の免許はどうなるか

全国通訳案内士の免許ですが、登録のみで終わりではないですよ。免許更新の制度も改正法により定められています。

ということで、「稼働予定は無いけど資格保持は必要」といった方も、お気をつけください。

本当に必要な時に免許が使えないと大変なので。

通訳案内士の免許の更新

けれど「全国通訳案内士の免許の更新」といっても、資格自体が直接的に更新されるわけではありません。

免許の更新というのは、「改正法に従って登録研修機関の研修を受講すること」で完了となります

登録研修機関研修を受講したこと」=「全国通訳案内士の資格更新」といった意味合いです

・資格更新のステップは?

  1. 都道府県への資格登録
  2. 国家資格証の受け取り
  3. 通訳案内士研修の受講
  4. 研修受講の完了で更新

といった流れになります。(すでに資格証をお持ちなら③と④のみ)

通訳案内士の登録研修機関研修

ところで、通訳案内士の登録研修機関研修って何でしょうか。

この「登録研修機関による研修」とは、2020年の4月より始まった研修のことで、5年に1度ずつの受講を義務づけられた通訳案内士研修のことです。

・登録研修機関…観光庁の登録を受けた研修機関のことで、全国各地いくつかの団体があります

研修内容は各機関で独自に行っているのですが、全国通訳案内士の研修ということで、大筋はどこも同じかと思われます。

基本的には、自分の所属団体(観光庁の登録機関である場合)や、居住地に近い研修機関での受講がおすすめです。

5年に1度の登録研修機関研修

前述の登録研修機関研修ですが、もしも受講しなかった場合、どうなるのでしょうか?

観光庁による、改正通訳案内士法の概要として...

全国通訳案内士が登録研修機関研修を受講しない場合、都道府県は当該通訳案内士の登録を取消すことができます。(取消しから2年間は、再登録することができません。)

出典:観光庁ホームページ(https://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kokusai/tsuyaku.html)

とあります。(※5年に1度の研修機関も出典サイトに記載されています↑)

ただし、この法律により「直ちに資格の取り消し」となるかは不明です。

今のところは、「研修による更新を受けていないと資格失効のリスクがある」と解釈でき、「資格の更新をしないと今後はどうなるか分かりませんよ」という段階のように見えます(2021年2月現在)

実際に登録を取り消すかどうかは、都道府県の知事に委ねられるといった感じでしょうか。

また”取消しから2年間は、再登録することができません。”となっており、万が一にも資格を失効しても、2年後には再び登録できる可能性があるようです。

とはいえ、せっかく取得した大切な国家資格の失効は、悲し過ぎます。

研修の義務を果たし、資格保持は末永くしておきたいものです。

大切な国家資格を失効しないために

気をつけたい5つのポイント
  1. 居住地の都道府県に申請し登録を受ける
  2. 全国通訳案内士の国家資格証を受領する
  3. 5年に1度の通訳案内士研修を受講する
  4. その後も5年ごとに研修受講を更新する
  5. 研修更新しないと資格失効のリスクあり

ということで、合格後はくれぐれも手続きをお忘れなく!