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通訳案内士の一般常識は対策し過ぎないことが対策だと思う件

通訳案内士の一般常識は対策し過ぎないことが対策だと思う件
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通訳案内士の試験で一般常識の対策が分からず悩んでいます。

何か効果的な勉強方法はありますか?

こうすれば大丈夫な準備があれば知りたいです。

 

ともみ
ともみ
そんな悩みを持っていませんか?

 

当該科目に3回合格した、わたくしがお答えします。

自分なりに勉強し、今はいちおう全国通訳案内士です。

全国通訳案内士・一次試験(一般常識)の場合、①前年度合格または②大学入試センター試験「現代社会」80点以上のいずれかで受験科目免除になります。(2021年現在)

※センター試験には、有効期限があるのでお気をつけください※

通訳案内士の一般常識は対策し過ぎないことが対策

全ての分野で網羅は困難

全国通訳案内士の国家試験において、一般常識に頭を悩ませる受験者は多いと思います。

範囲が漠然として、的を射た勉強がしにくいからです。

近年は、観光白書のデータに基づいて出題されることが多かったようです。

訪日外国人旅行者の来日人数や国籍など、内訳に絡めた数字データが何度か取り上げられていました。

そのため「観光白書」を用いて受験勉強をする手が考えられます。

ですが、観光白書のみに頼るのは危険だと思いませんか?

とは言え他に案が浮かばない...ということで、悩んで過ぎていく時間は大きな損失となります。

何か別の方法は無いか、真剣に気になるところです。

対策し過ぎないことが大切

過去の経験を振り返り思うのは、通訳案内士の一般常識では対策し過ぎないことが大切だということです。

出題数が少ないにもかかわらず範囲が漠然としており、時間をかけて勉強しても期待するほど効果が見込まれないからです。

「歴史」「地理」「通訳案内士の実務」など他の科目も重要で、一般常識に気を取られるあまり、それ以外の試験まで失敗するのは避けたいところです。

また、国家試験では「歴史」「地理」「一般常識」の関連性が非常に高く、歴史と地理の勉強をすることにより、一般常識に応用できる知識も増えます。

一つの準備に捉われて、スッキリ解決できないことを考え過ぎても、得るものは何もありません。

ということで、一般常識では、対策し過ぎないことが大切だと考えます。

一般常識を上手く対策して通訳案内士になるには

自分の苦手分野を克服

ですが、一般常識に時間を割き過ぎるのが良くないからと言って、何もしないのは余りにも心配ですよね。

そんなわけで、ここからは効果が見込まれる勉強方法を提案します。

過去問題を解くと、地理や歴史で決まって点数を取れない分野がありませんでしたか?

それを洗い出し克服すると良いです。

わたしは、スポーツの分野が不得意で、スポーツから出題されると高確率で解けないことが予想できました。

そのため、試験勉強ではスポーツ関連に特に力を入れました。

「知っているか知らないか」の知識のみ問われる出題で、点数を落とすのは惜しいです。

観光白書だけに頼るのは危険なので、新聞とニュースの内容は毎日、気にかけてください。

その際、意識するのは自分が苦手な分野です。

出題範囲は「産業・経済・政治及び文化に関する一般常識」となっています。

 

ともみ
ともみ
個人的には、「文化」が盲点かと思います。

 

留意すると良い一例

  • 話題の文学作品(国内外の受賞作品)
  • 話題の映画・音楽(国際芸術祭の受賞作品)
  • 国際スポーツ大会(開催されたorされる都市)
  • 話題の建築・美術(国際的に評価が高いもの、観光地にあるもの)
  • 著名な学者や研究(ノーベル賞など)※上記すべて日本人によるもの

苦手分野でも意識して今から覚えれば、試験には充分に間に合います。

取りこぼしの点数を一つでも無くすために、苦手分野こそ準備を怠らないでください。

人の助けを借りる手もあり

一般常識を対策するにあたって、どうしても心配なら、人の助けを借りる手もあります。

勉強していて不安が消えない時は、講座や予備校を視野に入れると良いです。

ここ10年ほどで、通訳案内士という職業はだいぶ認知されるようになりました。

それに伴い、予備校や講座の教育・サービス内容も年ごとに改善されつつあります。

プロの通訳案内士で稼働することを本当に目指すなら、予備校に行っても損はないです。(通訳ガイドの収入で、授業料は回収できるため)

必要に応じて、一部の科目のみ受講できる予備校もあります。

(※でも事情があって独学する人のために、このブログには独学の役に立つ記事もあります。一番下までスクロールして関連記事も読んでみてくださいね)

わたしの受験時は、対策講座で一般常識のレクチャーを少し受けました。

そこで参考書も紹介して頂いたのですが、自分は別の努力も必要だと思い、しっくりくる本を自力で見つけました。

いちおう3回、合格しましたので、効果はあったのではと思います。

(注.お世話になった対策講座には行って本当に良かったです。得るものがたくさんあったので。ガイドデビューも果たし授業料は収入で回収できました)

わたしが使用して、最も不安が和らいだ参考書の情報を貼っておきますね。

よろしかったら、参考にされてください。
(※下記は子供向け「学習版」です!通常版と間違わないよう注意)

現代用語の基礎知識学習版2021-2022

ということで、まとめです。

通訳案内士の一般常識における対策
  1. 全てを網羅するのは無理
  2. 悩んで過ぎるだけの時間は無駄
  3. 対策し過ぎないことが大切
  4. 苦手分野は意識して克服
  5. 不毛に悩むより講座受講もあり

準備が功を奏して、合格できると良いですね。

わたしも引き続き、前進します。