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英検2級のリスニングが難しいあなたに読んでほしい作戦【誰でもできる】

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英検2級のリスニングが難しい人いますか?

わたしも初めて2級を受けた時は、あまりの聞き取れなさに絶望しました。

英検2級の初心者からやり直し、今はいちおう通訳案内士です。

英語の勉強も、様々に工夫してます。

初心者の頃に比べると「リスニング上達法」を分かりやすく説明できるようになりました。

 

ともみろく
ともみろく
というわけで、下記ご提案です

英検2級のリスニングが難しいあなたに読んでほしい作戦【誰でもできる】

英検2級のリスニングって難しいですよね。

2級の過去問題を聞き直し、改めて英検って手ごわいなと感じました。

でも大丈夫ですよ。

しっかり対策をすれば、難しくなくなります。

2級の過去問題でリスニングし直す

英検2級のリスニングが難しいあなたには、過去問題を聞くことをおすすめします。

英検はどの回でも繰り返し同じような単語・分野から出題され、過去問題で対策可能です。

とは言え、英検2級のリスニングを難しいと感じる場合、音声を繰り返し聞くだけでは足りないかもしれません。

どの部分が難しいのか?ハッキリ分からないと、改善のしようもないからです。

改善なしで英語を聞き続けても、難しいものは難しいままですよね。

ということで、良くない部分を直すために、問題点を見つけていきます。

書き取り時のリスニング手順

リスニングでどこが難しいか見つけるには、英語を書き取ってみるのが良いです。

そうすれば、自分にとって難しかった部分が目で見て分かり、改善がしやすくなります。

書き取りの際は、下記のものを準備してください。

使用するもの

・英検2級の過去問題の音声
・リスニング原稿(過去問題を文字で読めるもの)
・英語を書き起こす道具(PCや筆記具・用紙など)
・添削用の赤ペン(Word等のソフトでも可)

準備はできましたか?では、書き取りへ進んでいきます。

※過去問題は公式サイトで、練習問題は「英検2級リスニング問題120 (英検分野別ターゲット」といった参考書で入手可能。(自分が最も使いやすいものでよい)

書き取りの手順

  1. 英検2級の音声を聞きながら英文を書き起こす
  2. 音声を止めたり戻したりしながら全て書き取る
  3. 分からない部分は聞こえた通りに書けば大丈夫
  4. デタラメの語彙でよいので文は全て完成させる(最重要!)
  5. 書き取りは手書/入力、好きなほうで良い

※分からなくても最後まで自分の力を振り絞って(まだ模範解答は見ない)

書き取りは、一問を一区切りとすれば、やりやすいです。

リスニングの問題点を見つける

英検2級の過去問題、書き取ってみましたか?

(まだ終わってない場合は、書き取りをしてから続きを読むと効果的です)

自分が書き取ったものを見て、「ここは怪しいな」と思う部分がありますよね。

虫食いのように、何だか怪しい英語で書かれている部分。

それがあなたの問題点(弱点)です。

わたしにも同じように悩んだので分かるのですが...

聞き取れない原因としては、主に5つのことが考えられます。

英語が聞き取れない【原因と解決策】

原因 解決策
そもそも、その単語を知らない 単語を覚えて語彙を増やそう
英語特有の音変化が聞き取れない 音変化のパターンを学ぼう
音が速すぎてついていけない 英検2級のスピードに慣れよう
音は聞こえるが意味が取れない 単語の意味や文法を見直そう
日本語と英語の差に気づかない 和製の発音や思い込みを克服しよう

英検2級のリスニングが難しいあなたも、上記どれかに当てはまると思います。

だけど嘆かなくても大丈夫ですよ。難しい部分が分かれば、あとは改善するだけなので。

※上記の原因に対する解決策は、自分が書き取った英語(間違った答)と模範の音声を、常に聞き比べることで実践できます。

添削してリスニングを改善

ここからは書き取ったリスニングの添削と改善をしていきます。

添削の手順

  1. 自分が書いたものと模範の原稿を比べる
  2. 聞き取れなかった部分を赤ペンで書き入れる(最重要!)
  3. 赤ペンで訂正した自作の書き取り原稿完成

添削した原稿ができ、自分が聞こえなかった部分がひと目で分かるようになりました。

赤で直された部分には、知らない単語や熟語が多く含まれていると思います。

英語特有の音変化も含まれているかもしれません。

そういった単語や音変化を聞き取れるようにすれば、英検2級はぐっと楽になります。

英検2級のリスニングが難しい時に役立つ参考書【無理なくできる作戦】

英検2級のリスニングが難しい場合ですが、下記の参考書も役立ちますよ。

少し詳しく説明します。

英検2級の単語を聞き取れない時

英検2級の単語を聞き取れない主な原因は、「2級レベルの単語を知らないから」でしたね。

単語を正しく聞き取って意味まで理解するには、2級の英単語を知る必要があります。

過去問題を聞いてみて、どう思いましたか?

見たことも聞いたことも無い、難しい単語が多めでしたか?

聞き取れなかった単語が「聞き取れなかっただけで、じつは知っている単語ばかり」であれば、リスニングの過去問題のみで対処できます。

ですが、過去問題で見た単語(聞き取れなかった語彙)に知らない単語が多く含まれていたら?

その場合は、単語の問題集で語彙を増やす必要があります。

単語の聞き取り練習ができる音声教材

英検2級の単語を知らなければ、その単語の発音も大抵は分かりません。

発音が分からないので、リスニングも聞き逃します。

英検2級の問題集で字面だけを覚えても、音を知らなければ聞き取るのが難しいからです。

単語が聞こえない原因

・単語の綴りに対して予測する発音が違う
・和製の発音とネイティブの発音が違う
・単語を音ではなく文字でしか覚えていない

単語を発音で覚えるには、「キクタン英検2級 例文+チャンツ音声 (アルク)」といった、音声教材の問題集が効果的です。(スマホでも聞けます)

2級の単語は文章の中で覚える

英検2級のリスニングが難しい原因として、他には文法理解ができていない場合もあります。

音で聞いて何となく分かる気になっているだけで、じつは英検2級の文章に慣れていないケースです。

そういった問題は、「英検2級語彙・イディオム問題500 (英検分野別ターゲット)」のように、文の中で単語や熟語を覚えられる参考書を使うことで改善できます。

単語のための例文なので、一文ごとになっていますが、繰り返し読むことで読解力もつきます。(ちりも積もれば、知らず知らずのうちに読解対策です)

対応する日本語訳が全ての文についており、意味が分からず迷子になる心配もありません。

そして、この参考書は巻末に単語のみのページもあり、じつは語彙だけを集中的に覚えることもできます。

長文問題のように難し過ぎず、様々に使えるところが、何かと便利でした。

書き取った英語は発音してみる

さて、上にあげた練習法を全て実践したあなたは、まだ英検2級のリスニングが難しいと感じるでしょうか?

初めは難しく聞こえていた音声も、練習を重ねた後は聞きやすくなっていると思いますよ。

ここで、もうひと踏ん張りです。さらに一歩踏み込んで、難しさを克服します。

ということで、書き取った自作原稿を問題の音声に合わせながら発音してください。

自作原稿を発音する手順

  1. 赤ペンで修正した原稿を準備する
  2. 赤が入った原稿を見ながら模範の音声を聞く
  3. できていなかった英語を意識的に聞く
  4. 音声と同時に発音もしてみる
  5. 原稿なしでも音を聞けば言えるまで続ける

これを、何十回も何百回も繰り返すと良いですよ。

最終的には、原稿なしでも聞こえてくる音だけを頼りに真似できるようになります。

そこまで到達できれば、英検2級の合格は難しくないです。

始めは苦しいかもしれませんが、諦めずに続ければ聞こえるようになります。

 

念のため、手順を簡単にまとめておきますね。

 

英検2級が難しいあなたの作戦
  1. 過去問題の音声で書き取りをする
  2. 答え合わせで自分の弱点と改善策を知る
  3. できなかった単語や文法を意識して学び直す
  4. 聞こえなかった音を確かめながら自分も発音する
  5. 添削と改善はいつも行い①から④を繰り返す

※最終的には音声を聞くだけで言えることを目指そう!

 

ろっく
ろっく
続けてね

諦めずに続けて、英検2級が難しくなくなると良いですね。

わたしも、さらなるリスニング上達法を探して進んでいきます。