英語勉強

英検2級の単語の覚え方10選【簡単な方から一つずつ解説】

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英検2級の単語の覚え方を知りたい人いますか?

わたしも初めて2級を受けた時は、語彙が難しくて目が回りました。

英検2級の初心者からやり直し、今はいちおう通訳案内士です。

英語の覚え方も様々に工夫してきました。

初心者の頃に比べると効率的に覚えられるようになったと思います。

 

ともみろく
ともみろく
というわけで、下記ご提案です

英検2級の単語の覚え方10選【簡単な方から5つ解説】

英検2級の単語って覚えられないですよね。

2級の問題を見直して、改めて「初めての受験だと難しいかも」と思いました。

でも心配ないですよ。意識すれば覚えられます。

やり方としては、特に「インプット/アウトプットの違いを意識すること」です。

インプットとアウトプットの違い

インプットとは?
「情報を脳に入れること」すなわち「覚えること」になります

・アウトプットとは?
「脳に入れた情報を取り出すこと」すなわち「思い出すこと」です

上記の両方の違いを分かって暗記すれば、英検2級の単語はぐっと覚えやすくなります。

過去問題の英単語を見る

英検2級の英単語が覚えられない人は、過去問題を見直すと良いです。(公式サイトで入手できます)

過去問題を見れば、どんな語彙を覚えていないのか?自分の弱点が分かるからです。

英検はどの回でも同じような単語・分野から出題され、過去問題の語彙から見直すのは、遠回りのようでいて実は効率的です。

ただ、間近の過去問題から全てが出題されるわけではありません。

限られた期間でたくさん覚えたい場合、英検用の問題集が役に立ちます。

短文の中で覚える(穴埋め問題集)

英検2級の単語の覚え方としては文の中で覚えるのが効率的です。

英語を一語ずつ機械的に覚えても記憶に残りにくく、意味やイメージがつかみにくいからです。文というのは、短い文章で「短文の例文」を指します。

そんな事情から、英単語の問題集は文の中で覚えられるものを選ぶと良いです。

当日の試験にも穴埋めがあるので、短文の穴埋め形式は本番のリハーサルにもなります。

語彙を文の中で覚える際ですが、「インプット=覚えるために解く」なので、答を見ながら回答して大丈夫です。

分からない問題は悩まず、答を見てしまいます。

例文に日本語の対訳&解説がついている、「英検2級語彙・イディオム問題500」のような形式の問題集が、答を見ながらの回答するのに好都合です。

答を見ても、その語彙はすぐに忘れるので、問題集は何度も使います。

(巻末に単語の一覧もあり、語彙単体で暗記するのにも便利)

そして同じ問題集を何周も繰り返すうちに、収録の単語を覚えていくという流れです。

発音を聞いて覚える(録音・音声教材)

英検2級の英単語を覚えられない時は、本(書籍の問題集)を使用すると同時に、音声(録音データ)も活用します。

やり方としては、「自分の声をスマホに録音する」などです。

発声して録音をしたり、再生して自分の声を聞くことは、インプット(=覚えること)にもアウトプット(=思い出すこと)にもなります。

(音声を録音する場合は、解答ができるように無音のすき間も入れておいてくださいね)

音声を聞けば発音ができているかの確認になりますし、自分の声を聞くインパクトで記憶にも残りやすいです。録音するのが面倒なら発音してみるだけでも良いかと...

ただし、一つの方法だけをずっと続けていると、慣れて新鮮さが無くなります。

そこで別の刺激を得られるよう、違う教材も活用します。

自分の声を録音して聞けない場合など、改訂版 キクタン英検2級のような音声教材が便利ですよ。(※こちらはオーディオブック版)

音声教材は何回も聞きなおします。

音声教材を使い慣れることで、リスニング対策もできます。

英単語だけを見て覚える(書いて覚える)

英単語は一つずつ暗記しようとすると、なかなか覚えられないですね。

ところが、それまでに文の中で覚えようと奮闘した語彙であれば、単語だけでの復習がしやすくなります。

確かに文の中で英単語を覚えると無理なく学習はできるのですが、それだと時間が足りなくなるかもしれないのです。(文章理解ってけっこう時間を要するので)

そこで、「文の中で覚えようと何回も奮闘した単語」を強化して覚えるための、インプット(さらなる負荷)が必要となります。

いくらでも時間をかけて差し障りないのであれば、じっくりと取り組むのも良いです。

けれど多くの場合、受験者は限られた時間の中で、合格を目指しています。

そしてじつは、英検はターゲットとなる分野が定められているため、英単語だけでの学習もしやすいです。

文の中で覚えるのに飽きたら、一覧で集中的に覚えてみると良いですよ。

その際は、書いて覚えても良いし、見て覚えても構いません。

最近の対策本だと、「世界一わかりやすい 英検2級の英単語」がおすすめでした。

覚えやすい方でやると効果が出ます。もちろん両方でも大丈夫です。

筆記具を変える/時間を固定する

単語を覚えられない原因のひとつに、「飽きて続かないこと」があります。

だからと言って、覚えるのをやめると、そこで終わりですね。

けれど、「文で覚える」「語彙単体で覚える」など工夫しても続かない場合もあるし...

そんな時は、もう一工夫します。

書いて覚える際の、ペンの色や紙の質感を変えてしまえば良いのです。(気分転換のため)

筆記具は何も特別なものである必要はありません。

筆記具を選ぶポイント

・身近に余っている3色ボールペン・赤ペン・えんぴつ何でも大丈夫
・新しく購入する場合は、使い心地がよいものを選ぶとよい
・使い心地がよいものだと、ずっと書いていられるため

あと書いて覚えられない場合は、「覚える時間を固定」でどうでしょう。

朝起きたら、必ず暗記。通学や出勤の時間に暗記。学校や職場に早めに着いて暗記など。

5分や10分でも、小さく習慣化すると大きな成果が得られるかもしれませんよ。

英検2級の単語の覚え方10選【少し難しい方5つを解説】

英検2級の単語を覚えられない原因としては、思い出すこと(アウトプット)が足りていないケースもあり得ます。

暗記というのは、「覚えようとする=インプット」だけではなく、「覚えた何かを思い出すこと=アウトプット」によって完成するからです。

そこで本章では、アウトプットについて考えます。

※以下のやり方は、時間の余裕がある時に試してみて下さい。急ぎの場合は、前章でお伝えした5つだけでも単語は覚えられます。

上記5つを試した上で、まだ足りない場合には、下記の方法5つを試されると良いです。

英文和訳で語彙を覚える

英検2級の単語がどうしても覚えられない時は、英文和訳が役に立ちます。

使用する問題集は「英検2級語彙・イディオム問題500」です。

やり方は下記のようになります。

英文和訳のしかた

  1. 問題集の穴埋めに入る単語を思い浮かべる
  2. 思い浮かべた語彙をカッコに入れながら英文を読み上げる
  3. その英文を日本語に訳しながら発音する

この問題に対処するには、穴埋めの答となる英単語を覚えておく必要があるし、その語彙を思い出しなおかつ、英文を完成させる負荷もかけられます。

少しだけ脳に負担をかけて暗記することで、覚えたい英語を記憶に残すやり方です。

和文英訳で語彙を覚える

他には英検2級の単語を覚えるためには、日本語の例文を見ながら英文に訳す方法もあります。

完成する英語の例文は模範解答の通りでなくても大丈夫です。(自分で考えられる文体でよい)

ただし、穴埋め用の語彙(模範解答)は必ず使うようにします。

やり方は、上記の英文和訳と同じで、今度は日本語を英語に訳すというだけの話です。

念のため、手順を書いておきます。

和文英訳のしかた

・日本語の例文を見ながら英文に訳す
・英訳では暗記の際に覚えた正解の単語を使う
・完成させて英文を声に出して発音する
・発音ではなくノートに書いてもよい

基本は英文和訳と同じ感じです。

長文の中で覚える(読書・長文問題)

英検2級の単語を覚え方として、長文対策の問題集を読む手もあります。

語彙は文の中で覚えるとイメージがしやすく英語の多読が良いのですが、限られた時間の中で、ふさわしい洋書を探したり読んだりするのって大変ですよね。

ならば、いっそのこと英語の多読を問題集でしてしまおうということで、長文読解を扱う「英検2級長文読解問題150」を読むことにします。

問題集は、短文で英単語を覚えるのに使用したのと同じ出版社のものを用いると良いです。

お互いの内容に補完性(お互いの足りないところを上手に補い合う性質)があり、なおかつ共通する要素もあるため相乗効果が見込まれるからです。

英検に関しては、単語と読解の問題集(書籍)は同じ出版社にすると、効率良く合理的にできます。

(※音声教材は、飽きを防ぐために違う出版社のものにしました)

使って覚える:その1(会話・チャット・電話)

英単語を覚えたい場合、日常的に使うのが最も効率的ですね。

その際は、チャンスを自分で作る必要があります。

日常生活で英語を使う機会は、待っているだけでは訪れないからです。

コミュニケーションの相手は、同じ英検2級を受ける友達どうしでどうでしょう。

チャットやメールで英語のやり取りなど。

あるいは、電話やオンラインで友達どうしの英会話をしてみるのも良いです。

その時は、英検2級の単語を意識的に使うことをお忘れなく。

ですが、英語でコミュニケーションを取ると良いのは分かるけど...

「それができないから悩んでます」という人も多いかもしれません。

そんな人には、下記の方法をご提案します。

使って覚える:その2(日記やメモを書く)

英語でチャットやメール、会話ができる相手がいれば話は簡単なのですが、実際は英語友達って見つけるのに手間取ったりします。

それは気に病むこと無いですよ。

会話やメール、電話が使えない場合は、日記を書いても英単語を覚えられます。

あるいは、日常のメモを英語で取るのも良いです。

書くことに慣れておけば、英作文の役にも立ちます。

単語を語彙だけの勉強に留めておくのはもったいないです。

様々な角度から、英語力は高められます。

あの手がダメなら、この手を試してみよう、とすれば自分に合う方法は見つかるものです。

上記10選を、ぜひお役立てください。

英検2級の単語の覚え方10選まとめ

  1. 過去問題を見直す
  2. 短文の中で覚える
  3. 音声を聞く/発音する
  4. 見て/書いて覚える
  5. 筆記具や用紙を変える/時間を固定する
  6. 語彙を含む英文和訳をしてみる
  7. 語彙を含む和文英訳をしてみる
  8. 長文の中で覚える(短文と同じ出版社の長文問題集)
  9. 使う①誰かに話しかける(チャット・メール・会話・電話)
  10. 使う②自分で文章をつくる(日記・メモ)

    ※①~⑩を何回も繰り返す。自分に合う方法のみでも可

 

ろっく
ろっく
試してね

 

自分に合うやり方が見つかって、英検2級の語彙を増やせると良いですね。

わたしも引き続き、語彙を増やせるよう勉強していきます。